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2014.05.07

改装Ⅱ 白いアトリエ

和室のあと一間はわたしのアトリエにしました。

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この家を設計した頃は、私は水彩画しか描いていなかったのでそんな大きなアトリエは必要としていませんでしたが、今は油絵が主流となってしまいましたので、ニ階の小さなアトリエでは描けずリビングルームの端っこを占領していました。
家族は喜んで見守ってくれていましたが、いつも絵具や筆を出しっぱなしで大きなキャンバスを立てかけている状態に、私が閉口でした。
突然のお客様をそんな中へ招き入れるのも不服でした。
最もお客様たちは、そんなアトリエ風のリビングが素敵だと喜んでは下さいましたけれどね・・・

それで、あと一間の和室にカーペットを敷き詰めてアトリエとして使っていましたが、贅沢なことは百も承知ですが、何だかちっともテンションが上がらないのです。

和室の壁はくすんだ抹茶色の珪藻壁で白木の柱がむき出しで、天井は杉板の木目模様。
それに外した雪見障子の上は垂れ壁があり、部屋全体が暗くなる始末。
出窓の内側にも障子が入っていたので和風敷居跡・・・

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いくら、洋室に設えようとしても限界があります。
窓の外は薔薇の花が咲き乱れる風景なのに・・・

と、いうわけで懇願した私にやっと主人も重い腰を上げてくれました。
と、言っても主人には経費捻出して貰う役目だけですけれどね。
でもそれがないとはじまりませんからね(笑)
私が業者を探し見積り依頼をして、願いを伝え部屋を片付けます。
中間マージンが必要な工務店は除外して、以前ポストにチラシが入っていた誠心誠意の感じられる大工さんに依頼することに決定!

二つの部屋は休みなしの二週間で、思っていたよりずっと素敵に完成しましたよ!

まず、二つの和室を完全に仕切ります。

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壁は珪藻壁の上に板を貼り白い壁紙を。
見える柱には茶色いペンキで塗装を施します。
天井にも白い紙を貼って。
一番問題の垂れ壁を無くすと、部屋は広々として明るく願っていたアトリエにぐんと近付きます!

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出窓の敷居跡もカバーして頂き、みるみるうちにすてきな夢見たアトリエに変貌を遂げていきました。
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これなら薔薇の季節に絵を描き、ひとりお茶でもとても素敵な空間です!

我が家担当の大工さん竹中伸行さんは、お若いけれども確かな腕前で誠実で礼儀正しく爽やかでとてもハンサム!

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出窓の板の角張った角が嫌いだと言っていた私のために、そっと時間をかけて丸く手作業で削って下さったことには本当に感激してしまいました。
棟梁さんはこちらの立場になってご考慮くださる同年代のご立派なとても楽しい方でした。そして、竹中さんの補助にいらした寺倉さんも山下さんも塗装やさんも壁紙貼りやさんも皆さん本当に気持ちのよい方々で、丁寧なよき仕事をして下さり感謝でいっぱいです!
改築は思い切りも必要だと思いますが、よりよい生活を目指すなら是非お薦めいたします!
もし、今改装をお考えの方がいらしたら是非<中川住建>さんお薦めです!

電話 0120-35-0305
主な工事地域 京都府/滋賀県
東営業所 京都市山科区勧修寺東金ヶ崎町41
西営業所 向日市寺戸町二ノ坪11-7

2014.4.10      小出 麻由美

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