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2021.08.11

美しい花を永久に

美しい花を永久に留めておきたいと思うのは、花好きだったら誰でも願うことで、きっと私だけではないでしょう。

 

私が生花のアクセサリーを初めて目にしたのは、若かりし頃デザインスタジオに勤めていた時のことです。
それは東京出張から戻ったチーフからのお土産で、本物の赤い咲き誇ったミニバラのネックレスとイヤリングのセットでした。
かっちりとコーティングされたそれらの小さなバラたちは、咲いたままの姿を留めた今まで目にしたこともない素敵なもので、身に着けていても花弁が傷むこともなく驚きを感じるほど丈夫に仕上げられておりました。
それは、当時東京の原宿にあった<ビア・ザ・ローズショップ>という薔薇の雑貨ばかりを扱っていたお店で、雑誌で目にしていて憧れていたお店からのものでした。
結婚後に、そのお店へ行く機会にも恵まれ、主人にピンクで開きかかった薔薇のピアスを買って貰いました。
それらは、今では色の違いも分からなくなってしまいましたが、形は当時のままでそれなりに良き風合いのアンティークカラーの薔薇たちに変身しています。

 

そして、次に本物の花のアクセサリーに出合ったのは、親友から二度に亘って頂いた、乙女椿と紫陽花のブローチでした。


バラ以外の花のアクセサリーを見たのは初めてで、本当に嬉しかったものです。
彼女が仕事で岡山に行ったときに通り縋りの商店街で見つけたそうです。
いつか行ってみたいと願いながらも実現しないままでしたが、最近ネットにて多分そのお店と思われるショップを見つけました。
ブローチの裏側に同じようなサインが手書きで書かれてありますから。


ショップ名は<和のある暮らしKEIJIRO>という名前で、色々なお花のアクセサリーが常に更新されており、私も時折嬉しく購入しています。
そこで、大好きな八重咲の梔子も見つけました。

ショップの方もとても親切に対応して下さるので、花好きの方必見です。
是非ともお立ち寄りくださいませ。https://www.keijiro-shop.net/

 

ネットショップにてもう一店、クリーマーという手作りサイトに生花を特殊保護コーティングで薔薇の花弁を柔らかいまま加工してブローチにしている素敵なブローチがあります。

こんな柔らかなままのブローチは初めてです。この製法は花弁を一枚ずつ外して後から組み上げる大変手の込んだものだそうで、あまり数も作られておりませんが、こちらも素敵なのでご紹介させて頂きました。creema  Round*R(ラウンド*アール)

 

美しいものは儚いゆえにより美しいのかもしれませんが、こんな風に手元でその姿を留めていてくれると、やっぱりとても嬉しいものですね・・・

2021.8.11     小出 麻由美

「美しい花を永久に」への2件のフィードバック

  1. 和のある暮らしKEIJIRO より:

    こんにちは、和のある暮らしKEIJIROの大塚です。
    苑工房のアクセサリーだけでなく弊店までご紹介くださり有難うございます!
    ひとくちに生花のアクセサリーと言っても、製法によって印象がまったく違いますね。
    お求めいただいたクチナシたちも、良い感じに時を重ねているようで嬉しいです。
    末永くご愛用いただければ幸いです。ありがとうございました。

  2. 小出麻由美 より:

    大塚様
    個人メールだけでなく、こちらにまでもご丁寧にコメントを頂きまして本当に有難うございます!
    いつも素敵なメッセージ入りの商品のご案内を楽しみにしております♥
    今後とも素敵な永久のお花たちのご紹介をどうぞよろしくお願い致します。感謝をこめて♥♥♥

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