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2019.04.07

クレマチス <アトラジェネ系>

薔薇に似合うクレマチスが大好きです。

クレマチスは本当に種類が豊富で、花の系統によっても育て方が異なり、なかなか全てを上手く栽培することは容易ではありません。

私はクレマチスの中でも野趣のあるアトラジェネ系の優しい花が大好きです。
まるで和紙で作られたような儚げで嫋やかな俯き加減の花が、春の軟風に揺れる様は本当にうっとりとします。
ただし、この花は高山性の冷涼地を好む性質なので、京都の夏を越すのはかなり酷なようです。
過去にも何度か開花の花鉢を手に入れましたが、一度も次の春に花を付けたことは残念ながらありません。

それでも、花屋さんで開花鉢を見つけると連れて帰らずにはいられなくなる大好きな花です。そう、初めから一年草だと思って購入すれば、諦めもつくというものなので。

さて、この春も優しいブルー系とピンク系のアトラジェネ系クレマチスを見つけました。

 

 

ブルーは<マクロペタラ>、ピンクは<ピンクフラミンゴ>と名付けられています。
花後、二節か三節を剪定すれば二番花も楽しめる可能性ありと栽培法に書かれてあったので、今年はそちらに挑戦してみようと思っています。
花後の種(果球)も光沢があり大変美しいらしいのですが、残念ながら夏越しが出来ないので、それを見ることは不可能でしょうし・・・

でも、このアトラジェネ系の花が終われば、我が家の庭で冬越しした他のクレマチスたちの薔薇との饗宴が始まる美しい季節を迎えられます!

2019.4.7     小出 麻由美

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