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2022.06.30

二つのバースデーブーケ

(アップするのが遅れてしまいましたがお許し下さい。)

 

今年のバースデー(6月)には二つの素晴らしいブーケを頂きました。
どちらも偶然にも関東方面から届けられたもので、本来ならばバースデー当日に両方とも届くはずでしたが、ショップの都合にて一つのブーケが一週間遅れとなることになり、その友人からとても申し訳ないとお詫びがあったのですが、否そのことが私にとって大変好都合に感じました。
二つのブーケはどちらも素晴らしいブーケで、庭の薔薇が終わった淋しい我が家のリビングに、幸せを呼び戻してくれました。
梅雨入りした高温多湿の気候では、切り花はあまり日持ちしませんから、二倍に得した気分に浸れてとても感謝に感じました。

 

では、初めのブーケは京都にも出店があるセンスの良い<青山ブーケ>から。

大輪のピンクのダリアと薔薇イヴピアッチェと八重咲スカビオサ、霜付草、ガーベラに藤色の薔薇とローズゼラニウムがあしらわれたもの。

イヴピアッチェの薔薇の香りはとても濃厚で、この一輪があるだけでリビングが薔薇の香りに包まれました。この薔薇は以前新苗を購入したことがありましたが、残念ながら花を見ることなく枯れてしまった薔薇です。
濃いピンクの透明感のある花びらが幾重にも巻き込んである抱え咲きで、この中であの濃厚な薔薇の香りが生み出されているなんて全くの驚きです!
とにかくとても豪華なブーケで、最初に貝の形をした透明なクリスタルの花瓶に活け、次にはアンティークのサーモンオレンジの脚付き花瓶に、最後は深いワインカラーの硝子器に浮かべました。


そして、もう一つの素晴らしいブーケは、<ブロッサム>という予約販売がすぐに完売してしまうとても人気の高い花屋さんからのもの。

こちらのフラワーショップからの素晴らしいブーケを頂くのは同じ友人から二度目で、それは驚きすら感じるアースカラーの素晴らしいアレンジメントです。

結構花の名前は知っているつもりでいる私ですが、いつも新種の花ばかり届いて感動です!

ミルクティと名付けられた初めて目にする薔薇を中心に、同じ色合いの初めて目にした花々でスカビオサ・コットンキャンディ、八重トルコ桔梗・アッシュ、マリーサイモン。
そして土佐花水木も初めて目にした素敵な葉でした。
それらに青い実のままのブラックベリーとオレガノ・ケントビューティ、アベリアを合わせた緑豊かな何とも涼しげなブーケに仕上がっています。でも、私の知っているアベリアは見つけられず、緑の葉のような花の名前と穂状の草の名前が不明なままです。
さてそんなことより、このブーケにはどんな花瓶がいいかしら?
しばし考えて、こちらにもアンティークの縁が開いてフリル仕立てになっているサーモンオレンジの花瓶に決めました。

そして、今の時季はあまり薔薇が長持ちしないので、翌々日には薔薇とトルコ桔梗はアンティークガラスに浮かべ、残りの花と葉は紫の吹きガラスに活け替えました。この後マリーサイモンを挿し芽で増やせるかしら?なんてことを思いましたが、この時期では難しいようです。

薔薇・ミルクティとトルコ桔梗・アッシュはこの気候の中でも一週間以上持ってくれましたが、他はスワッグドライに仕立てました。

 

しかし、こんな素敵なブーケばかり拵えて贈り物にして人々に感動して貰えるお仕事って本当に素晴らしいですね!!!
そして、こんな素敵なブーケを選んで贈って下さる友人を持てている幸せ、をしみじみと感謝している私です。
心からお礼を申し上げます。
どうかそれぞれのお二人のもとにも、神様からの豊かな祝福が沢山ありますように~
心よりお祈り申し上げております。

 

2022.6.30     小出 麻由美

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