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2015.09.15

松葉ボタンとポーチュラカ

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真夏の花の少ない時季に、門扉の薔薇の鉢の足元に何を植えようかと考えて思い浮かんだのが、小さな花の松葉ボタンとポーチュラカ。

松葉ボタンは、幼い頃から田舎の何処の庭先でも咲いていた馴染み深い懐かしい花。
直径2、3センチの小さな花なのに、艶やかな牡丹の花とそっくりな容姿。
葉は名前の通り松葉のよう。
それでそんな名前が候補に挙がるのもわかるけど、でも、もうちょっと可愛い名前にしてあげたかった気がします。
単純な黄色やピンクの色合いばかりだったけど、最近橙色で八重の物も出現。
勿論私はこれを選び、それに合うよう八重の黄色い花も添えました。

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ポーチュラカは最近の花。
この花を園芸店で見かけるようになったのは、ここ十数年前くらいかしら・・・
松葉ボタンに似た花で、花茎が長く葉は松葉より太いけれど、花姿も色合いもよく似ています。
肉厚な姿は、どちらもサボテンを思わせてくれます。こういう種類は夏に強いみたいですね。
ポーチュラカは、松葉ボタンに合うよう杏色と黄色い八重の花を選びました。

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この二種四色を混色して杏色の薔薇の根元に植え込みました。
どちらも花は昼間だけで夕方には萎みます。

今年の猛暑の中でもこの二つは元気に日々花を咲かせてくれていました。
驚いたのは薔薇の栄養化の高い肥料のせいで、ぐんぐん伸びて気付いた時には凄く大きな花株になっていたこと!
正直こんな大きな松葉ボタンとポーチュラカを今まで目にしたことがなく、植え込んだ私自身も驚いてしまいました。

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これらの花は、真夏の日中には門扉を出這入りすることもない私ですから、道行く人の為の花。

朝夕は少しだけ秋の気配になりましたが、寒い冬になるまで可愛い花を咲かせ続けてくれる元気な可愛い花たちです。
2015.8.26    小出 麻由美

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