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2017.10.13

秋のセージたち

金木犀の香りもすっかり薄れ、秋がだんだん深まってきています。
我が家の小さな庭もハナミズキの葉が色づき始めました。

シュウメイギクやリコリスもそっと花開いて、秋の花もちらほら・・・

そんな中セージがさらに美しく、秋に風情を添えてくれます。

私の幼い頃は、セージといえばあの朱赤のサルビア位でしたが、最近では本当に豊富な種類が目白押しで、びっくりするほどです!
セージはハーブなので、葉には夫々に独特の香りがあります。
パイナップルなどフルーツの美味しそうな香りのするものもありますし、花の形も微妙に異なる美しい野趣を帯びたものが多く、とても愛すべき花たちです。
日本の風土に良く合い、育てやすいのも嬉しいですね。
だからこそ、最近こんなに沢山の種類が生産されるのでしょうけれど。

ただし、宿根性のものは大きく育ちすぎるので、ほおりっぱなしにしているとセージだけの庭になってしまいそうで、注意が必要です。

それらの種類はかなりの間引きをしたり、育てるのを諦めたりもしなければなりません。
アメジストセージはその代表的なひとつでしょう。

紫の米粒みたいな花のグラデショーンが大変美しく、秋を一段と鮮やかにしてくれますが、あまりにも大きくなり良く増えるので断念した種類です。
最近田舎道を車で走らせていると、畑にアメジストセージの群生があったりしてとても目を魅かれます。
その光景を目にすると、この花はこんな広い場所でのびのびと育ててやるのが正解なのだなあとつくづく思います。
他に瑠璃色が蛍光色のように美しいゲンチアセージも、地下茎で増え広がって行き、色んな方に苗を差し上げても持て余す状態で、毎年沢山の根を仕方なく掘り上げて処分している状態です。

本当は広い庭で、これらの花々を思いっきり増やして囲まれて生活するのが私の夢なのですけれどね・・・

でも、宿根でもチェリーセージは、一年草の雰囲気を合わせも持った野の花風情に揺れる花姿で、とても安らぎを覚える種類です。

チェリーと名付けられたのは、多分最初にチェリー色の鮮やかな花色だけしかなかったせいではないかしら?
今では、ムーンライトと名付けられた淡い月の光のようなクリーム色や、サンセットと名付けられたアプリコットカラーなど、優し気で微妙な色合いの花が沢山傑出されていて、本当に嬉しい限りです。

他、コクネシアなど一年草のセージたちは、零れ種であちこち思いがけない場所から芽を出してくれたりして、そんなに増え広がる心配もないので安心です。

他にも深いパープルなど素敵なセージが我が家には数種あり、秋の庭を彩ってくれています。

秋のセージたち。
冬が近づいて空気が日ごとに凛と冴えわたる中、楚々と優しく秋を彩る花々です。

2017.10.13     小出 麻由美

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