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2011.03.21

絵画グループ展を終えて

昨日でグループ展を大盛況のうちに終えることが出来ました。
これもひとえに皆様のお陰で、心よりお礼申し上げます。


グループ展1

遠くから足をお運びくださった方、お久し振りに出会った方、いつも私の絵を楽しみにして下さっている方、またこのホームページを開いて下さった方々等本当に嬉しく思っております。
せっかくお訪ね下さったのに、私が当番ではなく出会えなかった方々には深くお詫びし、感謝申し上げます。
今回はグループ展でしたので、メンバーの絵をご覧になるためにいらした方や、通りすがりの方など多くの方々と初めてお会いできましたことにも、心から嬉しく思い感謝申し上げます。


さて、今回初めて開催した私たちのサン絵画グループ展は、人々を震撼させている東日本大地震直後の大変な中でのことでした。
グループの仲間とこんな時にこのように絵画を展示してもよいものなのか・・・と懸念しながらの開催でした。
けれども、逆にこんな時だからこそ、明るい色鮮やかな異次元のこの部屋に入って心癒されたと、多くの方々からお言葉を戴き、とても励まされました。


グループ展2

どなただったか、日本の有名な指揮者の方が、「戦争が始まってまず一番最初に奪われるのが音楽で、戦争が終わって一番最初に求められるのも音楽」とおしゃっておられました。
人として生きるためには芸術が不可欠だと思います。


グループ展3

私自身、病弱な長女を出産した後、彼女の死を知らせられるかもしれない病院からの電話に数カ月怯えた者です。
その頃は、夕焼け空などの自然の美しさがかえって無情に思えました。
素直に美しいものを美しいと感じられる感覚が当然のように与えられていることを改めて感謝せずにはおれません。


今はただ、私たちの思いを遥かに超えた天地創造の神様が、被災された人々を癒して下さると信じて祈るだけです。
そして、そのためにひとりひとりが神様から与えられた役割を日々成し遂げていけますように・・・心より願いつつ祈りをこめて。


 


私が見たニュースで、避難所に小さなシネラリアの鉢花が飾られていました。


 


2011.3.21    小出 麻由美

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