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2013.03.22

菫尽くしのおもてなし

菫ちゃんと名付けられた可愛らしいお嬢さんをお持ちの、お若い素敵なお客様をお招きしました。
彼女は、<アンヴァンテ>と名付けたタッセルを中心とした素敵な手作り教室を主催なさっておられます。


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アンヴァンテとはフランス語で*生活を楽しむための少しの工夫*という意味だそうです。
そこで制作なさった作品を掲載したご自身の素敵なブログもございますので、是非アクセスしてみて下さい。[ Inventer ]


さて、彼女との出会いは素敵な薔薇を庭いっぱいに咲かせておられるご近所のお庭を覗いたことがきっかけです。
彼女は、その薔薇を咲かせておられる方の仲良しのお友達で、我が家をご一緒に訪ねて下さったのがきっかけとなりました。
我が家へは、散歩がてらに突然訪ねて来て下さったので何のお構いもできないままでしたのに、その後すぐに素晴らしいお茶の時間をセットアップしてお招き下さいました。
私はずうずうしくも、娘と娘の彼まで一緒に連れて伺い、思っていた以上の素晴らしい極上のティータイムを過ごさせて頂いたのです。
まだその時は菫ちゃんは眠っていることの多い小さな赤ちゃんでしたが、今回は数歩よちよち歩きができるようにまでなっておられ、成長の早さに目を見張りました。


お会いした時は、菫ちゃんはいつも髪に菫色のおリボンを付けて、菫色のお洋服を着せて貰っています。と言っても菫ちゃんにお会いしたのは今回で三度目ですけれどね・・・
菫ちゃんの住むお家のインテリアは、白が基調でレースがあしらわれた南フランスを思わせてくれるようなとても素敵な素敵な佇まいです!


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お伺いをした彼女が赤ちゃんの時は、リビングにチュールレースを天井から吊り下げられた揺りかごのような素敵なベッドに寝かされており、本当にベルト・モリゾの描く一枚の絵のようでした。


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私も二人の娘をこんなベッドに寝かせなかったことと一瞬後悔してしまいましたっけ(笑)


さて、わたしも早く菫ちゃん母子さんをお茶にお招きしたいと思いつつ、色んな行事が重なりなかなか実行に移せないままでしたが、やっとこの菫の季節に実現出来た次第です。


彼女には上に小学生のお兄ちゃまとお姉ちゃま(向日葵ちゃんだそうです!)がいらしゃるので、お二人がご帰宅前にはお帰ししなければなりませんので、それならばお茶ではなく簡単ランチをおもてなしすることに。
この季節、しかも菫と名の付くお嬢様をお持ちの彼女には、とにかく、私のお気に入りのフランスのアビランド社のユージェニーの菫の食器のセットでおもてなししたい!と。
お料理の内容よりも器重要視のわたしのおもてなしは如何なものか・・・というところですが・・・


メニューは、多分殆どの方が食したことのないサンドウイッチ・ホタテ貝と青のりのホットサンドとグリーンピースのポタージュスープ、タケノコご飯のミニおにぎり、グリーンサラダ。


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私の念願だったのが、この季節のスープに浮かべたかった庭に咲いた菫一輪。
実は、これだけでかなり満足だったわたし(笑)


デザートも青のりサンドなので和風を意識して、ほうじ茶パフェなるものを初めて創作してみました。煮出したほうじ茶をゆるく寒天で固めて、茹でて甘く煮詰めた小豆をたっぷりのせて、栗の甘露煮とホイップ生クリームをのせ抹茶をふるい、市販の桜風味のメレンゲの焼き菓子をのせ、そう!ここにも仕上げに菫一輪。
器は青い菫を意識してお気に入りの深い瑠璃色のガラスのコンポート。
菫の紙ナフキンを添えて。


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なんだか自己満足の菫尽くしという感じもしないでもありませんが・・・


そうそう、菫ちゃんの素敵なお母様が手土産にとても素敵なチョコレートがナッシュを焼いて持ってきて下さいました。
その美味しさは有名パテシエも顔負けでしたよ!


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そして、そのケーキに添えて下さった菫色のお花のタッセルは本当に素敵です!
早速リビングのミニチェストに飾りました。素敵でしょ?


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こんな小さな赤ちゃんを育てながら、手作り教室の主催もなさり、素敵なブログを常々アップ。インテリアも本当に素晴らしくスタイリシュな優しいお母様!
お料理教室やテーブルコーディネイト教室にも通い、研鑽の日々で、わたしの育児時代とはまるで異なる優雅さを併せ持つ精力的な行動力には本当に驚くばかりです!


女優の桃井かおりさん曰く、<女は30過ぎたら皆同級生>
その言葉を拝借して、素敵な菫ちゃんのお母様ともよき同級生として、これからもよき刺激を頂くお友達でいて貰おうと勝手に思っています(苦笑)


 2013.3・17     小出 麻由美

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