お知らせ

News

本当にうんざりするほどの暑さが続いて、部屋に活けられる花も限られてきます。やはり、一番花持ちがいいのはユリでしょうか?彼女は、最後の堅い蕾まで花瓶に活けても咲いてくれる、健康美を備えたレディーです。 でも、ずっとユリばかりだと飽きてしまいますね。久しぶりに近くのデパートの花売り場へ行き、大輪のカクタス系のダリアと目が合ってしまいました。このダリアは大好きだけど、美しい盛りはほんの僅か。ちょっと迷...もっと見る

2008.08.12

草の花

「一番好きな小説は?」と、尋ねられたら迷わず答えるのが 福永武彦著・<草の花>です。その題名は聖書から。 それは一青年が、汐見茂思<しおみしげし>という、サナトリウムで知り合い亡くなった青年の手帳を紐解きながら始まる若き日の悩みと儚い恋を綴った美しくも哀しいものがたり。人生というものを深く問いかけ思考する主人公の切なさややるせなさを辿り、生きることの意味を探っていく。そこには、作家自身の宗教観で...もっと見る
私の幼い頃には、目にすることのなかった美しいハーブの小低木の花です。最近、その花色の美しさと栽りやすさのせいか、よく見かけるようになりました。その名と花姿から、ヨーロッパ原産かと思っておりましたが、お隣の中国が原産国です。梅雨が終わる頃の暑い日差しの中で、紫とも青ともつかぬ微妙な美しい色彩で秋の初めまで楚々と咲き続け、まるで涼さえ運んでくれるような花です。 今我が家の庭でも、数年前に植えた小さな...もっと見る

2008.07.11

ルピナスさん

ルピナスさん ルピナスさん。私の大好きなアメリカの絵本作家バーバラ・クーニー女史の絵本の題名です。この絵本との出会いは、小学校のPTA役員をした時に知り合った花好きのご近所の方から。通りすがりで、庭の花の手入れをしている彼女に話しかけたら、話が弾んで絵本に話題が飛び火して、教えて頂いた貴重な一冊。 その絵本の主人公ミス・アリス・ランフィアスことルピナスさんが、幼いころ彼女のおじいさんとお話して...もっと見る
銀婚式を迎えて一年が経ちました。思い掛けず主人の姉から大きな箱が届けられて、開けてみると見事な紅い薔薇が26本!義母を天へ送って初めての結婚記念日。その薔薇の花束には、心優しい義姉からの感謝の思いが綴られたカードが添えられていました。娘たちも20代を越え、真の意味で二人だけの生活が始まるのだと思います。慌ただしい年月が過ぎ、これからふたりで向き合わなければならない年月。 ...もっと見る
特別好きな花ではないのだけれど、昔から絵になると大好きな花でした。庭には植えようと思いませんが、お花屋さんの店先で見かけたりするとふと買ってしまう、私にとっては不思議な魅力のある花です。この時季のわずかな期間しか無いせいもあるのでしょうけれど・・・ 先日、とても美しいお客様が、素敵なアネモネのブーケを携え,我が家へいらして下さいました。それは、色とりどりのアネモネの花をウエディングブーケのように...もっと見る

2007.03.09

アマリリス

小学校に入学して間もなく音楽の授業で教えられたアマリリスのメロディ。多分同年代の方だったらすぐに想い浮かぶ歌だと思うのですが・・・    ♪ みんなで歌おう     楽しいこの調べを     ラッリッラッリッラッリッラア~     調べはアマリリス なぜアマリリスなのか未だに不明な歌詞なのですが、とにかく馴染みやすい調べなのは確かです。だから、どんな花なのかは知らなくても、花の名だけはご存知の...もっと見る

2007.02.02

水仙

水仙は八重咲き意外のものでしたら、どんな種類も大好きです。俯いて咲く可憐なかたちといい、色といい、たおやかな香りといい・・・難点は花より葉の方が多くて花後はしばらく球根を育てるために、その大量の葉を枯れるまで眺めなければならないこと。 だから、狭い庭にはそうそう植えてもいられないのです。それで、グラビアで公園の木の下に限りなく広がる水仙の花群れを、いつもうらやましく溜息まじりに眺めるばか...もっと見る
昨年、<紫音>と名付けられた美しい紫の花を見つけました。 その漢字も呼び名も私の長女と同じです。 迷わず買ったのは言うまでもなく! その紫音は、朝顔と同じ種類で日中に秋まで咲き続けるようです。 青い朝顔のヘブンリーブルーの類なのでしょうか? 私は儚げでラッパのような形をした朝顔は大好きなのですが、朝の苦手な夜型人間なので、朝顔を植えたところでゆっくり鑑賞できずに終えることが目...もっと見る