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2015.06.11

最後の薔薇でピスタッチオケーキを

いよいよ我が家の薔薇たちも終盤を迎えました。

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淡いピンクのドクターWも散りかけて、庭にはピンクの房咲きの薔薇だけ。
実はこの薔薇、以前お隣りに住んでいた方が引っ越す前に、私にと庭から掘り起こして下さった苗で、名前はわからないままです。
本で調べてみましても、似たような種類はあっても未だ判明していません。
この薔薇、遅咲きの一季咲きで香りもないのですが、花付きがすこぶるよく雨にも負けずとても丈夫で、花期も薔薇にしては比較的長持ちです。
濃い綺麗なピンクが咲き進むと褪めたグレイッシュピンクに変化していき、花盛りの時には微妙な花色が混じり合ってとても幻想的なのです。

その様がとても好きなので、夜も半分カーテンを閉めないで外灯を灯して楽しんでいます。

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そんな最後の薔薇を楽しみながら、今日は薔薇の窓辺でひとりティータイムです。
お気に入りの紅茶はロイヤルコペンハーゲンのアッサムティー。
人からは何故だか色々なフレバリーティーを好むように思われたりしますけれど、ストレトーティーもミルクティーもこのアッサムが断然一番好きで、家で頂くのは殆どこのお茶ばかりです。
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今日のケーキは、お菓子教室を主催なさっている友人からの頂き物で極上ピスタッチオケーキです。

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お店で売っているのも見た事がないこのケーキは、<エレル・ピスターシュ>と名付けられているそうです。
見るからに大変手の込んだケーキです。
スポンジの緑色はまるで抹茶のようですが、一口舌にのせると紛れもなく大好きなピスタッチオナッツのお味!
上側にアイシングが施されており、細かく刻んだピスタッチオが綺麗に並べられてあります。
下にはタルト生地が施されており、この一本のケーキを作る為に一体何工程あるのか!
本当にその手間暇かけた愛情ケーキには感服です!

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そのケーキの制作者いづみさんは、幼い頃からケーキが大好きで、大学時代からケーキ店でアルバイトをしており、その最中にはオーナーからも信頼され店長を任されていたそうです。
とにかく今もケーキ作りが何よりも好きだそうで、お菓子教室を主催する傍ら未だに色んな学びもされておられます。
以前彼女のケーキ展示会があり、素晴らしく綺麗な鈴蘭を描いたケーキを出品されておられたのが忘れられません!
滋賀に住む私の親友の傍に住んでおられるので、それで私も彼女と知り合うことが出来ました。
親友はいつも彼女からパンやケーキを届けて頂き、とても幸せだと感激しています。
何とも羨ましい限りです!!!

今日は私もその幸せのお裾分けに与らせて頂き、ひとり最後の薔薇を見ながらエレル・ピスターシュケーキで極上ティータイムです!

2015.5.30     小出 麻由美

 

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