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2015.09.09
窓辺にブルーの花を
この夏の暑さには本当に閉口です。
京都では連日37度を超える熱帯夜続き。
我が家は山を切り開いた少し高台にあり、京都市内に比べればまだましなのですが、それでも連日昼夜クーラーの中です。
クーラーのある時代で感謝ですが、丸一日この中に居ると、気力も失せ息すら楽に出来ない気がします。
と、言っても食欲は衰えないのは何故かしら?(笑)
盛夏には西瓜だけしか入らなかった、若かりし細かりし頃がまるで嘘のようです。
その頃に比べたら、体力的には衰えがあっても、今の方がずっと元気なので、それは感謝なことなのですが・・・
さて、そんな暑い夏の日々は涼しげなブルーの花に限ります!
私は殆どリビングで過ごしているので、リビングの窓辺にはブルー系の鉢花を並べて涼をとっています。
以前、真夏に深いワインレッドの百合をリビングに飾りましたが、大好きな色合いの百合なのに暑くて暑くて喜びを全く見出せず、それ以来暑い夏は室内には暖色系の切り花や鉢花は買わないようにしています。
色の持つマジックにはいつも驚きと不思議を感じながら、日常を過ごしている私です。
我が家の真夏のブルーの花は、庭にメドゥセイジ。
他にも沢山の別名を持っているようですが、ソライロセイジとも。
初めてこの花の深いブルーを目にした時は、驚きすら感じましたっけ。
数年前から植えっぱなしですが、春に必ず芽を出して、初夏から瑠璃色の深い青で日々涼を届けてくれています。
花丈は二メートルにもなりますが、主茎が細身でそこから数本更に細く枝分かれし、青紫蘇に似た葉をまばらに優しく付け、その先端に青い花を楚々と咲き、ゆらゆら風でそよぐ姿を見ているだけで、とても癒されます。
花は秋まで繰り返し咲き続けるのですが、時折剪定するだけで、丈夫で手入れが何も要らないのも嬉しいものです。
そのメドゥセイジの手前に、青い花鉢を並べました。
スミレ色のトレニアとグレイッシュブルーのプルバンゴ。
そしてヴァイオレットブルーのペンタスとペチュニア。
真夏の暑い日射しにも負けず、涼しげに咲き続ける逞しい花々に感服です。
最後に、この春に我が家の玄関先でブルーの花を咲かせてくれていた花たちです。
ブルーデージー、ロベリア、クレマチス、ブルーベル、忘れな草など・・・
これらの花々もずっと夏まで咲いてくれたら、もっと涼しく過ごせていられそうなんですけれどね・・・
2015.8.10 小出 麻由美