寒い曇天が続くと気分も憂鬱になるもの。
友人の中には寒さがとっても苦手で、「本当に冬は熊と同じように冬眠してしまいた～い！」なんて言う人もいますが、その気持ちわかります。
と、言っても私は真冬より盛夏の方がもっと苦手ですから、冬まで眠ってしまっていては大変なことに（笑）

だから、せめて冬の間のリビングは春の花で一杯に！
まだまだ寒い戸外でも、我が家の窓辺は春そのもの。
本当はアメリカのお家みたいに広いサンルームがあって、冬はその中を花で一杯にして暮らしたいところですけれどね・・・

そんな夢は叶いそうもないので、せめて窓辺だけでも。

いち早く春を告げてくれる大好きな花のひとつはヒヤシンス！
花は勿論のこと、その香りがたまらなく好きな私です。
ヒヤシンスはいつもホームセンターにて３球植えの蕾が一杯上がってきたものを購入するに限ります！

何故だか球根を買うより安価で、花が咲かない失敗もないのでヒヤシンスはこの方法をお薦めします。終わった花の球根を地面に下ろしてやると、必ず次の年にも花を咲かせてくれるのも魅力ですからね。

まだ花が殆ど何もない庭に咲いたばかりのヒヤシンスを切るのは忍びないし、香りも身近に感じられないから、毎年々々私は３球植えの鉢を数鉢買ってはリビングで楽しんでそれから庭に植え込んでいます。

花が開き始めるといつも傍に鉢を持ち歩いて、その甘い香りに包まれて幸福感を味わうこの時季です。

少し気分が憂鬱な時もこのヒヤシンスの香りは、私を喜びに誘ってくれます。
珍しい素敵な色合いに出会えれば、より幸せ度合いも上昇です。

今年も窓辺にヒヤシンスが次々に開いて香る季節になりました。
そう、春はもうそこまで！

２０１６．２．１０　　　小出　麻由美