最近＜セダム＞と呼ばれ多肉植物がもてはやされているようで、園芸店や雑誌で沢山の種類を見かけるようになりました。

今まで見たこともない可愛い小さな種類も豊富で、それらを個性的に寄せ植えにして楽しむのが今風だそうです。
水やりも殆どなしで日射しもそんなにいらないから、扱いが簡単なところが魅力のようで、若い方々に大人気のようです。
小さな可愛いお花も咲いたりします。

私はあまり興味がなかったのですが、先日ホームセンターの園芸コーナーにて、薔薇のような出で立ちをしたひとつのセダムに目が釘付けになりました。
葉が薔薇咲きのものは今までにも見たことがあるのですが、葉にフリンジが入って淡い紅色が入ったものは初めてで、それはもう薔薇そのものではありませんか！

でも意外にお値段も高く寄せ植えにしたら、ホームセンターでのお買いものにしてはかなりのお値段になってしまいます。
数日通ううちに、やはりその薔薇咲きの魅力に負け、寄せ植えにすることにしました。
薔薇咲きのものはベンケイソウ科エケベリア属で、かなりの種類がありましたが、とにかくブルーバードというフリンジ咲きを選んで、それに合わせてジャイアントブルーとブラックプリンスの三種を寄せ植えにすることにしました。

鉢が思い描いたものがなかったので、とりあえずは我が家の空き鉢に植え込みました。
室内の光だけで育つらしいのですが、直射日光に当てた方が姿が乱れにくくなるそうです。
この薔薇の姿が乱れて欲しくはないので、我が家で直射日光の当たるガラステーブルの上に置いて暫く楽しむことにしました。
この葉自体が花のようなので、あまり花を咲かせて欲しくない気がしていますが、これからどんな風に成長していくのか楽しみにしている私です。

２０１６．２．１５　　　　　小出　麻由美