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2017.09.25

木槿(むくげ)・ブルーベリー

昨年園芸店で見つけた美しい紫色の新種の八重咲木槿。

<ブルーベリー>と、何だか美味しそうな名前が付けられていました。
どんな花が咲くかしら?とワクワクしながら小さな苗を植え込みました。
青薔薇のような美しいラベルの写真にうっとりしながら、いつでもリビングの前で見られるようにと、私にとって特等席の場所に。

栽培法を調べたら、とにかく虫に好かれる花木だということなので、早めの予防対策のオルトラン肥料をすき込み定期的に防虫スプレーも施し、初めての花に感激したものです。

さて、今年は私の背丈も超えた苗木が盛夏時から溢れるほどの蕾を付けてくれました。
期待一杯でしたが、何故だか開きそうになると大きな蕾がポロポロと落ちてしまう始末。
対策法も見つけられずがっかりしていたら、秋の気配がしてきた最近から、ようやくポツリポツリと美しい花姿を開いてくれるようになりました。

青薔薇のような私好みの花で、本当に美しい!!!
この花の少ない季節には嬉しい限りです。

瑠璃色のゲンチアセージが零れるように咲く花の傍に植えたので、その足元の周りにも紫系のペンタスやトレニア、ルリマツリ、モナラヴェンダーなどを植え込み、小さなブルー系の秋の庭です。

聖書の中に<シャロンの薔薇>という花が登場していて、どんな薔薇なのかしら?といつも思いを馳せていましたが、つい最近ある書物からそれは木槿を指すことがわかり感激したところです。
多分、数千年前のその当時には、こんなブルー系の木槿は存在してなかったとは思いますが、確かに木槿は薔薇のように美しい花ですものね。

因みにこのブルー系の木槿・ブルーベリーは一般的に紫玉(シギョク)と呼ばれているようです。
生産者の方によりネーミングが異なるのが最近私の混乱のもとですが、何れにせよこんな美しい色合いを生み出して下さる方に感謝で一杯です。

来年は更に大きな木になって、沢山のブルーベリーを付けてくれますように!

<聖書  わたしはシャロンのばら、谷のゆりです。   雅歌 2章1節>

2017.9.25     小出 麻由美

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