ブログ
Blog
2018.08.26
アプリコットカラーの薔薇のステンドグラス
ギヤマンガラスのピアスのネット検索をしていて、いきなり私の目に飛び込んできた素敵なステンドグラスは、今まで見たことのない繊細な薔薇が象られた素晴らしいデザイン。
でも、今はステンドグラスは必要ないし・・・
でもでも、こんなに素敵な薔薇のステンドグラスには、きっともうこの先巡り合うこともないでしょうし・・・
何度も何度もネットで拡大して見た薔薇の花は、大好きな黄色とピンクの入り混じった淡いアプリコットカラーで、繊細な細い茎に嫋やかに開く姿は、私の大好きな薔薇*レディーヒリンドンを彷彿とさせます。
そう言えば、両親から還暦のお祝いに好きな物を買いなさいとお小遣いを貰っていて、まだ何も選んでなかったから、これをその一つにすることに決めました!
飾るところも思いつかないけれど、これは私のためにある薔薇に違いないからと購入決意。
直ぐに手元に届いたその薔薇のステンドグラスは、思った通りの素晴らしい作品で、私の好きな世界観そのものでした。
これまでにアンティーク商品を中心に数々のステンドグラスを見てきましたが、こんなに繊細な薔薇の花びらを表現しているものは、今まで目にしたことがありません。
かなり熟練された作家さんだと思いました。
それに植物に関しては厳しい目を持っているつもりの私の目にも、とても正確にデザイン化していると思われました。
部屋の中で私の行くところあちこち持ち歩きながら、常に自分のいる傍の窓辺に飾り、こんなこと続けていて不注意で割ってしまったら大変だわ!と思いつつも(笑)。
娘がそんな私を見て、「この姿を作家の方にお見せしたい!」と笑うほどでした。
そんな中、窓辺に立て掛けてその透ける美しい様子にうっとり眺め入っていると・・・
もしかしてこれはガラスの傷なのでは?と思える1.5㎝くらいの線が花の蕚の下にあるのを発見!
でも、指で触っても傷の感触は全くなく、ガラスの中にある線のよう…。
花の下だし気になりだしたら、もうその部分ばかりに目が行くようになってしまう始末。娘にも見て貰ったら、やはり彼女の目にも傷に見えるとのこと。
できるだけクレームは入れたくなかったけれど、気になって仕方ないので思い切って作者の山裾次郎さんに連絡を入れると、直しますので送り返して下さいとすぐに快いお返事を頂きました。
感謝して、この薔薇としばしの別れを惜しみながらも、もう一度梱包することに。
実は、このステンドグラスを手にして部屋中をうろついていた時、中庭に面した小さな嵌め込みガラスにこの作品が雰囲気に合うということが分かり、無理を承知で少しサイズ変更を願い出てみました。
少し時間と実費は必要だけどと、それを快く受けて頂けることになり、私の願いはより良い方向へと叶えられたのです。(山裾次郎さんには申し訳なかったですが・・・)
他の私の細かい注文も全て聞いて下さり、思うよりずっと早くずっと素敵に仕上げて届けて下さいました。
大変おこがましいけれど、まるで自分でデザインしたような大好きな作品で、本当に大満足です!(山裾次郎さんごめんなさい!)
それから、そのガラスの傷はガラス本体の制作時に出来るもので、特別な傷ではなかったようです。が、そちらもちゃんと修復して下さいました。
窓に取り付けるのは器用な主人にお願いし、かなり時間をかけて丁寧に小窓にぴったり収めてくれました。
わぁ~ 素敵すぎる!!!
その小窓は玄関からも見えるし、洗面所やトイレに行く廊下にも通じ、二階へ上がる階段の上り口でもあり、皆が我が家で一番良く通る場所です。
いつもいつも、こんな素敵なアプリコットカラーの薔薇が見られて本当に幸せです。
傍に飾っていた小さな額絵もこのステンドグラスに合うように真鍮の薔薇の額に替え、絵は大好きなウォータハウスの薔薇を香っている女性です。
山裾次郎さん本当に有難うございました。
心より心より感謝しております。
それに、両親からの還暦のお祝いが、とてもよい形になり遺せて本当に嬉しいです。
もう一度、年老いた両親がこれを見に来られることを願いつつ・・・
あっ、因みにギヤマンガラスのピアスは全く見つけられませんでした。
でも、こんな素敵なステンドグラスに出会えたのだから、勿論それ以上の喜びです!
山裾次郎さんの素敵なステンドグラスのサイトがございます。
皆様も是非ともお立ち寄りくださいませ。
<ステンドグラス工房 ウォーク*オン http://walkon.jp/>
2018・8・26 小出 麻由美
小出様 こちらから失礼します。
60本のバラまでブログを一気に読ませて頂きました(^O^)
植物に関しいて、いえ、それ以外もですが、とてもこだわりを持たれている方の目に留まった主人のステンドグラスなんですね(#^.^#) とっても光栄です♡
まずは、先日届いたお便り。またもやすてきな絵葉書。ありがとうございます。
大事に使わせて頂きますね。私も俯いた花大好きです。薄紫、白色、いつの間にかそんな系統の花が工房の前に集まっています。
そして、バラのステンドグラスが、還暦のお祝いになれた事、私共も嬉しい限りです(^◇^)
還暦、おめでとうございます。
そして、やさしいご両親、ご兄弟、素敵ですね。
ハウステンボスにも行かれたんですね。実はハウステンボスは私共のお庭的存在です。
三人子供がおりますが、その昔、人もまばらだったころから、暇さえあれば行ってました。
お店に入ると言う訳ではなく、もっぱらお散歩ですが(^_^.)
今は、子どもの部活などでなかなか行けず、「会員は更新する?」と言いながら、「更新しなかったら二度といかんね。」と言って、更新しちゃいました。クリスマス以来、お盆に久しぶりに行ったところです。子どもの休みのタイミングが合った時、平日の夜に行かないと!!と思っている所です。
九州国立博物館も行かれたんですね。あそこの一階で、二回、ステンドグラスのグループ展で出品したことがあります。懐かしいです。女性をモチーフにした作品は作品展の際に作る事が多いのですが、主人の得意(というか、人物を絵付けなしですべてカットして作る方は他には見かけません。)とするところです(*^^)v
長くなりました。あと、ひとつ。妹さんは福岡にお住まいなんですね。大分ご出身で、福岡に在住と言った感じでしょうか。実は私は福岡市出身です。いろんなところにつながりを感じながら読ませて頂きました。私が、38年生まれ。もしかしたら妹さんと同じくらいかもしれませんね。
あ、今、メールが届きました。
はい。たくさんのお褒めのお言葉、ほんとうにありがとうございます。
ステンドグラスを片手に、移動されている様子、よく伝わってきました。
主人も、とても喜んでいましたよ。
ピッタリ納まり、ご主人様にも感謝ですね。
ところで台風21号は被害はなかったですか?
すてきなお庭だなあ、と写真を見ながら思いました。
ほんとに、長くなってしまいました。
この度は、ありがとうございました。
京都にお友達ができたような感じです。
また、ブログも読ませて頂きますね。
秋の気配も感じられる今日この頃、素敵な日々を、お過ごしくださいね。
あ、すみません。コメントって、みんなに見られるんですね。
メールのつもりで書いてしまいました。
ご都合悪い事があれば、削除してくださいね。
山裾信子 様
長いコメント、嬉しく嬉しく読ませて頂きました💛
何故だか個人メールは全てこちらからは送信できるのに、そちらからは返信できないようで申し訳ないことです。が、この場所で奥様の信子様から妹のようなメールを早速頂いて本当に幸せを感じています。本当に有難うございました!
私の妹は35年生まれですから、信子さんよりは少し年上ですね。
本当は三姉妹だったのですが、三女は病で生後八ヶ月で亡くなってしまいました。多分信子さんと同じくらいの年齢だったように思います。お出会いを感謝しております。
ハウステンボスがお庭みたいだとは全く羨ましい限りです!!!
私は海を眺めるのが大好きで、夢は海の見える丘の上に住むことでしたのに、京都市内からは海は遠くて、なかなか眺めることが出来なくなり、時折青い海の夢を見ている次第です(笑)。
大分の実家は、木に登れば瀬戸内海の海が見える美しい処でした。
後でご主人様の人物のステンドグラスがあるのを見て、驚きました!
人物画は大変難しいのに、それをこんなにガラスで表現できる何て!確かに他では知りませんね。
かなりデッサン力のあるお方だと感じてはおりましたが、本当に素晴らしいです!!!
月下美人の花のステンドグラスも動きのある大変素晴らしい作品だと思いながら眺めておりました。
オーダーメードの作品も大好きな花が一杯でした。
でも、やはり一番好きなのはこの薔薇です!!!
本当に毎日眺められて幸せです。
また、お忙しい中、私の長いブログを沢山お読み下さり本当に有難うございます。
そして、台風のご心配まで感謝です。
今回は今まで体験したことのない暴風で、本当に怖かったです!
でも、この暴風の割には思ったほどの被害はなく安堵しています。
と、言っても、瓦と樋が一部飛び、庭の木製フェンスは倒れて割れ、庭中の植木鉢は割れて散乱していました。
一番驚いたのが、かなり頑丈な温室の戸が外れたことでした。
主人が直すのに四苦八苦するほどでしたのに、どうして風でこんなことが可能なのかと、改めて自然の威力の凄さを垣間見た気がしました。
最近は豪雨や地震など天災が頻繁です。
どうぞそちらでもお気をつけて下さいませね。
この度は本当に有難うございました。
次郎さんにもくれぐれもよろしくお伝えくださいね 。
心からの感謝を込めて💛