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2018.10.10

パストラーレ

先日ネット検索で訪れた素敵なアンティークのお店は <パストラーレ>。
あまり耳慣れない言葉で、覚えることに時間のかかった私。
<田園>という意味で、かの有名なベート-ヴェンの交響曲第6番をパストラーレとも呼ぶようです。
田園と聞くと、日本人の私は、どうしても水田の雰囲気をイメージしてしまい、べートーヴェンのあの長閑な曲のイメージが、どうしても水田風景になってしまいます。
違う!あの曲はヨーロッパの静かな牧場や森や小川の風景を表した曲。
勿論、曲そのものには日本の水田の広がるイメージは全く感じないのですが、いつも題名に躓いていた私なので、これからは私も第6番はパストラーレと呼ぶことに致しましょう!
丁度、今年の5月に佐渡裕率いるトーンキュンストラーオーケストラ来日予定だったので、還暦を迎える親友とちょっと高価だったけど、自分にお祝いでパストラーレを聴きに行き大感動したところなのでした。

実は、私はあまり交響曲には興味がなく(ブラームスだけは別です)、オペラやピアノ協奏曲、ピアノ小品や声楽以外は、殆どコンサートホールにまでは聴きに行くことはないのでした。
ベートーヴェンの曲も交響曲よりピアノ小品が断然好きです。
でも、今回メインではなかったけれど、ブラームスのピアノ協奏曲も演目に加えられてあり、ピアニストが大好きなアフェナシエフだったので、行くことに決定したのでした。
でも、結果的に一番感動したのはパストラーレで、改めて生で聴くオーケストラの素晴らしさに開眼した次第です。

と、そんなことより、ネットショップのパストラーレで、嬉しい出会いがありました。
私が鈴蘭と菫の絵皿とピンクの薔薇のティーカップをメールにて注文したところ、オーナーからお返事があり、「小出麻由美さんは、もしかしていのちのことば社でカレンダーを作られていた方でしょうか?」との内容でした。
「そうです!」と喜びのお返事をすぐに送信し、彼女の質問の訳を尋ねましたら、そのオーナーの大堀園子さんも、かつて同じ会社の新聞部門で働いておられたとのことでした。
彼女もクリスチャンで、ブログを読み進めると、私の感性に重なることがとても多くてびっくりしてしまいました。

園子と言うお名前は、お父様がベートーヴェンの田園が大好きだったので、そこから名付けられたそうです。それでお店の名前もパストラーレということなのでした。
これらの素敵なエピソードの数々は、是非ともパストラーレのアンティークショップのブログにてご覧くださいませ。

哀しみを沢山乗り越えられ、それが彼女の優しさにつながっておられるのを文面だけで深く感じ取れました。
病に臥せっていた彼女に、白詰草で花冠の飾りを編んで下さるご主人がこの世に存在されるとは!そのことにも驚きでした!!!
彼女のティータイムがとても素敵で本当に素晴らしい愛のご家族です。
この度、その彼女が選んで下さったピンクの薔薇のティーカップで、私も素敵なお茶の時間を過ごさせて頂く喜びを頂きました。

そのカップと一緒に素敵なカードを同封して下さっており、実はそれは私が持っていた大好きな切り抜きの小さな部分絵の完成画でした。
あまり目にすることのない絵画でしたので、とても驚き本当に嬉しいプレゼントでした。

その荷物を届けて下さった後に、北海道全土が大変な地震に見舞われてしまい、とても心痛め心配しておりましたが、ショップも再開されたようで本当に安堵しています。
貴店のますますの御祝福をお祈りしています。
皆様も是非素敵なショップにお立ち寄りくださいませ。
只今秋のセール中です!

http://www.antique-pastorale.com/

2018.10.10     小出 麻由美

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