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2006.07.20

ヒルガオ

大好きな色と形の野の花です。


フェアリー少女の頃、チョコレートの中に入っていたカードに、花の妖精が描かれているものがあって、その種類が欲しいがために少し高価だったチョコレートを買い続けて、色んな花の妖精を集めていたのを思いだします。
それは、イギリスのイラストレーター、シセリー・メアリー・バーカー女史による7冊の絵本、フラワーフェアリーシリーズからでした。


ヒルガオは、その中のウェイサイドの一枚。
蝶の羽を持った少女の妖精がヒルガオの葉っぱの上に座り込み、開いたヒルガオの花を覗き込むようにしておしゃべりしている一シーンです。
もしかしたら、この絵を見たからヒルガオがこんなに好きになったのかもしれません。

それから、結婚して集め始めたティーカップのコレクションの中に、一客だけヒルガオの描かれたものを持っていますが、この時期になると嬉しくそれで紅茶をいただきます。
通信販売にて取り寄せたものですが、それ以来ヒルガオの描いてあるティーカップには出合ったことがありません。だから、とても大切な一客です。


ひるがお

それで、大好きなヒルガオを我が家の庭にも!と、道ばたから引っこ抜いて植えたのですが・・・ それは大きな間違いでした。
あれよあれよという間に増え広がり、たいへんな事態に!
色んな植物に絡みつき、あちこちから新芽を出す始末!庭からヒルガオの姿を完全に消すまで数年を要したことを思い出します。
やっぱりヒルガオは道ばたで咲くのが美しい!!
どうぞ、皆様もヒルガオを庭に植えたりなさいませんように!


   2006.7.17.   小出 麻由美

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