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2006.08.20

ハイビスカス  

私が子供の頃、ハイビスカスはハワイなどの南国の花で、決して身近で目にすることはありませんでした。異国の美しい女性が髪に付けていたのが印象的で、子供心に憧れたものです。
画家ゴーギャンが愛した地、タヒチでは、乙女が人を恋する頃になると,恋人を求めるサインとして右耳に一輪のハイビスカスを飾るのだそうです。そして、生涯の伴侶が見つかると花は左耳へ移動させエンゲージフラワーになるそうです。
エンゲージリングの代わりなのでしょうね。
品物のない世界のおきて。それもまた、素敵ですね。


私の新婚旅行先は、タヒチの近く、天国に一番近い島・ニューカレドニアでした。
その地であふれるほど咲いていた赤いハイビスカスが懐かしく想い出されます。
毎晩催されるディナーパーティーに、私も赤いハイビスカスの花を髪に飾って南国気分を味わったものです。左右どちらに飾ったのか忘れてしまいましたけれど・・・


ハイビスカス

オレンジハイビスカス

いつぐらいからか定かではありませんが、今ではもうすっかり日本の夏でも馴染みのある花になりました。
沖縄のカタログなんかで目にしていた、憧れの白い野趣を帯びたものにも出逢えたりします。私はやはり、ハイビスカスも八重咲きが断然好きです。今までにかなり珍しい種類を集めましたが、残念ながら厳しい京都の冬では管理が上手く出来ず、数年後にはなくしてしまっています。それに、八重咲きのものは気難しいお嬢様タイプが多いようです。
今年は、八重咲きの中でも特に好きなローズ色が沢山の蕾を付けていて、今から楽しみです。先日、一番花が開きましたが薔薇の如きの美しさでした。
この花は一日しか持たないので、私は咲いたらガラスの器に浮かべて食卓に飾って楽しみます。


ハイビスカスといえば、他に近年ブームになっているティーがお薦めです。
濃いローズの美しい色をしたお茶。ビタミンCが豊富で美容にとても良いようです。、このお茶は、観賞用のハイビスカスとは異なる種類の花の萼を乾燥させたものだそうです。
夏の一時、サンドレスを着て髪にハイビスカスを一輪飾り、ハイビスカスティーをいただいて過ごしてみる・・・なんて如何でしょうか?


       2006.8.19    小出 麻由美


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