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2006.09.08
朝顔・ヘブンリーブルー
「我が家の庭では、ヘブンリーブルーが咲き始めました。麻由美ちゃん植えてる?」
琵琶湖のほとりに住む親しい花好きの友人から便りが届きました。
お互い忙しく、今はそう頻繁には会えないのですが、彼女とは、学生時代に同じ屋根の下で一年間共に暮らし、本当に楽しく充実感に満ちた日々を過ごすことができました。
よく近所にあった賀茂川のほとりの大きな花屋さんに二人で通ったものです。
確か、そこで初めて買った花が、私がわすれな草で、彼女がセンパフローレンスのベゴニア。
日もよく当たらないような小さなアパートで、花を育てていたのは私たちだけ。
偶然にも二人とも大分が同郷で、それぞれの実家は花でいっぱいでした。
彼女は法学部政治学科専攻、私は意匠科デザインイラスト専攻。
全く異なったことを学びながらも本当によく気が合って、人生に対する深い話や、たわいのない趣味の話まで、夜を徹して話したこともしばしばでした。
今から思えばあの頃が青春真っ只中だったのですね。
よくぞ出会わせて下さった!と神様に感謝せずにはいられません。
さて、ヘブンリーブルーをご存じでしょうか?
本当に天国を思わせてくれるような青い色の朝顔。
西欧で育成改良された別名、空色朝顔<ソライロアサガオ>。
花柄が枝分かれし多数の花をつけるのが特色。
晩夏の涼しくなる頃になると一日中開花するとても美しい花。
1935年頃日本に渡来。
この花が大好きなのに、種を播きそびれてしまうってどういうことでしょう?
そして、いつも花の咲く頃になると、しまった!と思い出すのです。
忘れていなければ、今頃、天国の気分を味わえていたはずなのに・・・
そうそう、彼女の庭に咲くヘブンリーブルーを見がてら、そろそろ彼女に会いにゆきましょうか。圭ちゃん!
2006.9.7 小出 麻由美
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