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2006.09.11
奥伊根を旅した時の花
この週末、主人の運転で、天橋立の浮かぶ美しい碧い海を眺めながら、奥伊根にある温泉旅館へ行ってきました。
年老いて、身体の弱った主人の母の願いを叶えるために。
正直、私はそれほど期待もしていなかったのですが、本当に美しいところで、お料理も美味しく大満足でした。
何より気に入ったのが、各部屋毎に露天風呂が用意されていること。
家事を忘れて、秋の虫の音に囲まれ星を見上げながら、海を眺めて温泉に独り静かに浸かれるなんて夢のような一時でした。
一泊二日でしたが、七回位湯船に浸かったでしょうか.。
義母には呆れられましたが。
でも、おかげでお肌すべすべになりました。ずっとこのままだといいのに・・・
さて、私はこんな山道のドライブの時は、鵜の目鷹の目で花探しをするのが楽しみのひとつなのです。道端に咲く小さな野の花や、山に人知れず咲く木の花・・・
でも、今回は残念ながらそれほど感動する花に出会うことができませんでした。
が、宿に向かう時、道路の隅っこに薄紫の小さな花が沢山散っているのに気づいたのです。見上げてもちっともその正体が解らず、帰るまでには何としてでも突き止めねば・・・と思っていたところ、帰り道に判明致しました!なんと木々に絡みついた大きく伸びた蔓の葛の花だったのです。あんなに大きくなった葛の蔓を見たのは初めてでした。
木の高いところに一杯絡みついて咲いた花が木の葉の陰に隠れ、下に散って薄紫の帯状に見えていたということなのです。納得!
それから、意識的に街路樹に百日紅が沢山植えられていて、何処を見ても美しい花が一杯でした。でも、まだ木が小さかったので、数年後にはきっと素晴らしい百日紅の村になることでしょう。この木の代表的な花の色は、漢字が示す通り紅色ですが、薄紫や薄桃色も綺麗ですね。ただ、個人的には灰色がかった白の百日紅には興味がありません。
百日紅と書かれるのだから、わざわざ白でなくても・・・と思ってしまうのですが、花にしてみれば、ほっといてくれ!というところでしょうか。
そうそう、泊まった宿のお部屋の名前も百日紅で、紅い百日紅が生けてありました。
2006.9.10 小出 麻由美
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