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2006.09.18
50本の真っ白なカーネーションの花束
次女、野夕梨が小学校2年生の時、PTAの役員で広報委員になり広報誌を作るご奉仕をさせていただきました。学校の役員って結構忙しく仕事を抱えていたらなかなか大変です。でも、児童一人に必ず一度はやらなければなりません。はじめは乗り気でなくてもどうせやらなければならないのなら、楽しんでやることに心を入れ替えて。
でも、長女の時もそこでラベンダーの君に出会えましたし、<このことは、ブログ7月のラベンダーの想い出 をご覧下さいませ。>意外とそこで素敵な方々とお会いできる機会に恵まれるものなのです。実は、この時にも無類の花好きの方に出会うことが出来ました。
その彼女の家は幸いにも私の家から歩いて五分くらいのところ。
彼女の好きな花が私とまるで同じで、センスのいい彼女の庭は正に私好みのイングリッシュガーデン!
通りがかりには、いつも庭で手入れをしている彼女の姿があり,美しいお庭にお邪魔しては花談義に花を咲かせたものです。
ある日、そんな彼女からお願いがあるとお電話がかかってきました。
彼女は、若かりし頃にお母様を亡くしておられました。
お母様は料理研究家で、彼女が学校から帰る頃は部屋の中はいつも甘いバニラの香りに満 ちていたとのことです。
そんなお母様の残された数々のレシピを、いつか一冊の本にしたいと思っていたようで、私が描いた広報誌の花のイラストを見て、是非その本の表紙を描いて欲しいということでした。題字も私の書き文字で。
勿論、喜んでお受けさせていただきました。
希望は、麦の穂を入れて欲しいということで、それをたくさんあしらって他の花と絡めたものを描きました。
その本ができあがった時、本と一緒になんと!50本の大輪の真っ白いカーネーションの花束を届けて下さったのです!!!
今まで、見たことのない素敵なすてきな花束に大感動の私でした。
「小出さんには、普通の花束はあげたくなかったの。」ですって!
多分、あんな素敵なカーネーションばかりの花束をいただくことは、もうないでしょう。何故、写真に残していないのか自分でも疑問です。
でも、ちゃんと私の心のアルバムには、その写真、貼ってありますからね!
2006.9.17 小出 麻由美
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