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2007.04.02
ヒヤシンス
風信子と書いてヒヤシンスと読みます。
なぜこんな漢字を充てたのか知りませんが、大好きな花で名前の響きがその姿に合っている気がしてとても気に入っています。
その花の色といい、形といい、香りといい・・・
この花が部屋にある時は、ルームコロンは必要ありません。
本当に心身共に癒される感じがする魅惑的な香りで、この花の傍にいるといつも私は幸せな思いに包まれます。
ヒヤシンスといえば、水栽培の花と思っていらっしゃる方も多いのでは?
多分、小学校の理科の実験で咲かせた記憶をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
私もその経験を持つひとりです。
こんな茶色い球根からどうしてあんなに沢山のおじいさんの髭のような白い根が出てきて、その後、目を見張るような美しい花をこんもりと咲かせるのか、しかも素晴らしい香りまで携えて・・・
今でもやはり不思議です。
神様の御業としかいいようがないですよね。
私は毎年年末に、この花の蕾がぎっしりと付いた鉢を見つけると、必ず何鉢か買ってしまいます。何故か球根だけを買うよりもこちらの方が安価なのが不思議なのですが。
それで、花が終わると庭におろしていくので、必然的にこの花が増えるわけです。
でも、年ごとに花が小さくなっていつの間にか消えていくので、買い続けても大丈夫なのです。
それに、私は一年目の見事な花より、二年目からの花数の少なくなった野趣を帯びたヒヤシンスの方がずっと好きなのです。
まだ庭にシラーの花しかない頃に、鮮やかに開き始め、寒さの中からもりんとした姿で、私にいち早く春の喜びを告げてくれる花。
この花の想い出といえば、風邪をひいて寝込んでしまった時に、バレリーナの友人が白いヒヤシンスのブーケを届けてくれたこと!
白いサテンのリボンで結わえられた、彼女そのもののようなとっても美しいブーケで、15年位経つのに今でもその時の感激は忘れられません。
彼女が、私に初めて注文依頼してくれたオリジナルの名刺はヒヤシンスとすみれをモチーフにしたもので、私自身もとてもお気に入りのものができあがりました
さて、先日、薄いラベンダー色のヒヤシンスの鉢植えを見つけました!
初めて目にする美しい色合いに虜です!
ブログで皆様にもお目にかけますね!
見たことおありでしょうか、この美しい色合いのヒヤシンス!?
2007.3.23 小出 麻由美
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