ブログ
Blog
2007.04.16
独りの雨の日には・・・
独りで過ごす暗い雨の日は、部屋中のアンティークランプを灯し、ショパンのピアノ曲を聴きます。
生けた花に香りがなければ、お気に入りのベルジェランプに好きな香りを焚き、
そして、大好きな紅茶を淹れてとびきり美味しいケーキをいただく・・・
さらに、傍でお気に入りのお人形が微笑んでくれたなら最高ですね。
それは、今の私には殆ど持てないとても貴重な時間です。
今日は、久々にそんな一日を過ごせてしみじみと幸せを感じています。
子供の頃から、独り遊びが好きでした。
絵を描いたり、絵本をながめたり、庭の花々を摘んでおままごとをしたり、綺麗な石を砕いてサラサラの粉にしたり、お人形のお洋服を着替えさせたり・・・と。
それだけ聞くとなんて大人しい可愛らしい少女だったことか、と想像して下さることでしょうが、反面、近所の子供たちと群れ遊んで、木に登ったり、探検で道のない小さな山を擦り傷だらけになって越えたり、小川でめだかを心ゆくまで追いかけたり、と男の子顔負けのやんちゃな少女でもありましたっけ。
もう、人生折り返し地点を越えてしまいましたのに、私が少女の心をすぐに取り戻せるのは、そんな平和な幼少期を過ごせたおかげと感謝しています。
だから、独りの時間もとても大切ですが、気の置けない友人たちと賑やかに過ごす時間も私にはとても大事な一時です。
いつも思うことなのですけれど、人ってこんなに沢山いるのに一緒に過ごして心和む人ってそんなに沢山いない・・・不思議ですね。
伴侶となる人となると、生涯一人与えられるかどうか・・・ですものね。
稀に複数与えられる幸運な?方もいらっしゃるようですが。
一緒に住んでいるだけで、決して幸せとはいえない人達もなんと多いことか・・・
人生を色々考えさせられます。
人生を穏やかに過ごせる秘訣。
人に対する憎しみがなく、花や音楽を愛でられて、心が平安でいられること。
足りないものを数えるのではなく、与えられたものを数えること。
そして、すべてのことを神様にあって感謝すること!
そう、こんな暗い雨の日があってこそ、晴れた青空が余計に眩しく感じるものでしょう?
心穏やかで幸せな余生を過ごしたいと思っています。
ショパンのピアノの合間に雨音を感じながら・・・
2007.3.5 小出 麻由美
ブログランキングに参加しています。よろしければ下記のバナーをクリックして、サイトに投票してください。1日1回、クリックしていただければランキングに反映されます。
ご協力ありがとうございました。