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2007.04.22
八重桜
桜はみんな大好きだけど、
中でも淡い色の八重桜が一番好きです。
いつか、庭の広い家に住めたら絶対に大きな八重桜の木を一本植えようと思います。
赤毛のアンの部屋の窓から見えるスノークィーンに匹敵するような!
それを、いつも窓から眺めては春のただ中にいるのを感じたい・・・
さて、そんな夢はなかなか叶いそうにはありませんが、でも、そんな夢に勝るとも劣らない素敵な八重桜がこの春我が家のリビングで満開です!
洋画で桜を描いたら右に出る者はなし!と言われるほどの知る人ぞ知る画家・川辺浩師の油絵を飾ったのです。
それは、主人のたっての願いでもあり、ご無理を承知で依頼したら快くご承諾下さった一枚なのです。
15Fサイズ<縦51㎝・横63㎝>のそんなに大きく無い画面ですが、爛漫に咲き誇る八重桜の並木道に黄昏時の夕日がその花の影に輝き溢れる幻想的な一枚。
リビングの西壁に飾ったその絵は、本当に窓から夕暮れの桜並木を見渡しているような気分にさせてくれる不思議な魅力ある作品なのです。
実は、その川辺浩画伯は私の油絵の師です。
師は中国で生まれ育ちその地で絵画を学ばれ、画家として偉大な功績を残された方なのですが、日本に帰化され、その技量を惜しみなく私みたいな者にも伝授して下さる中国の大地のように心広くお優しい素晴らしい画家なのです。
弟子として迎え入れて下さってから、私も今年で9年を迎えます。
師の技術を学べば学ぶほど、その力に圧倒される思いです。
年毎に厳しさも増していますが、少しでも師に近づけたら、と願いながら日々研鑽を続けております。
このような素晴らしい師に巡り会えたことも決して偶然ではないことを思わされて、感謝で一杯です。
ひとりの人との出会いが運命を変える。
私の人生の中でもいくつかのそんな出会いがありますが、川辺師との出会いも正にそのような運命的なものを感じています。
リビングに飾られた一枚の、黄昏に咲き誇りオレンジ色に光り輝く八重桜の絵を眺めながら、人生というものを深く探られます。
すべてのことを、神様に感謝します。
2007.4.9 小出 麻由美
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