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2007.04.28

ヴィオレッタの椿

ヴィオレッタの椿1

私が育てた庭の鉢の椿が、二年越しでやっと花をつけました。
園芸店で花のラベルの写真のみ見て選んだ小さな苗木でしたが、実際の花は写真よりもずっと素晴らしい花!
その名はムーンライトベイ。
入り江での月の光?
何だか名前の由来はよくわかりませんけれど、確かに月の光の中で色付けされたような淡い淡い優しいピンク色にうっとりで、もう釘付けです。
よく、沢山ある苗木からこんな素敵な品種を選んだものと、自分で自分を褒めてやりたい気分です!


ヴィオレッタの椿2

私の片手を広げたくらいの大きさで直径16㎝もある大輪です。
花びらの数は10枚くらいでさほど多くはないのですが、ひとつひとつの花びらがとても大きく波打って<あっ、もしかしたら、ベイと名付けたのは波のイメージなのでしょうか!?>椿の花の証明で肉厚の花びらなのにとても薄く柔らかそうな優雅さで、気品に溢れています。
一見、薔薇と見まごうような種類ですが、花心を見ると、間違いなくあの独特の椿の証拠である素敵なおしべの筒状の集まりです。
小さなか細い枝のてっぺんに重そうに開いた花が、いつ落ちるかとはらはらしながら覚悟して眺めていましたが、それがなかなか意外にも随分長い間私を楽しませてくれました。
一週間くらい咲いていてくれたでしょうか?
その最後は真夜中、石膏デッサンをしていた私の耳もとで、突然どさっと言う大きな音と共に。
思わず駆け寄りお礼を言って、まだ花が綺麗だったので、ピンクのガラスの器に浮かべました。
それから、数日経った今も食卓のテーブルの上で綺麗です。


ヴィオレッタの椿3

そう、そして当然思ったこと!
ヴィオレッタに持たせたい!っと。
ヴィオレッタとは、言うまでもなくオペラ・椿姫のヒロインの名前です。


2007.3.30   小出 麻由美


 


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