夕べうっすらと降り積もっていた雪のお陰で、今朝は白銀の世界に包まれ幸せな気持ちで目覚めました。
この冬初めての景色です。
先日、紹介した冬の庭の花たちも真綿のような着物を被せられて佇んでいます。
何処へも出掛けなくてよければ、美しい世界を堪能できます。
幸いなことに、今日は一日ゆっくりと家にいることを許されているので、朝から早速写真撮影です。



コクネシアの咲きみだれていた庭は、前々日に苗を整理したところでした。
この雪の下に沢山の種が眠っているはず。　
春になってまた、一杯芽が出ることを祈りつつ・・・

赤い実のマンリョウは昨年から色褪せない鮮やかさで白い雪の中でなお赤く、真珠のような実をつけるホワイトシンフォニアは、さらに真珠のような輝き。
この実が本物の真珠になれば嬉しいのですけれどね・・・でも、そうしたら、人魚の涙でなくなってしまいますね。

この寒さの中で花開いた花たちは美しい花氷に。
クリスマスローズ、パンジー、葉ボタン、プリムラポリアンサス・・・

軒下にこの冬の暖かさで早咲きした白万重＜シロマンエ＞は難を逃れて、美しくうすみどりいろ。

雪は、ちょっとだけ私を詩人にしてくれます。

２００８．１．２５　　　　小出　麻由美



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