ブログ

Blog

2008.03.17

イースターフラワー

今年のイースターは3月23日です。
イースターはキリスト教の行事でクリスマスに匹敵するものです。
中にはクリスマスより大事だとおっしゃる牧師先生もいらっしゃいます。
イースターとは日本語で復活祭。
文字通りイエス・キリストが十字架に掛けられて死んでから、三日目に復活されたことをお祝いする記念日です。


今日、近くに住むクリスチャンの友人が、素敵なアレンジメントフラワーを抱えて我が家のインターホンを押してくれました。
光り溢れた目の覚めるような黄色と白のシンフォニー!
本当にどんな状態からも復活出来るようになるような元気を貰えるアレンジメントです。


イースターフラワー1

先ず目につくのは、華やかな黄色のミモザ、そしてレモンイエローの薔薇にクリーム色を帯びた白い芳香のフリージア、真っ白なオオニソガラム。
それから聖書の中で復活の象徴として例えに用いられている、青い麦の穂が真っ直ぐ天に向かって数本伸びています。
その中で何故かゼンマイが何本か加えてあります。春を呼んでくれるようで違和感はないのですが、ちょっと不思議な感じです。
そうそう、イースターに定番の彩色された小さな卵も花の中に三つ見つけられます。
最後にこの花の主の如く、緑で覆われたイースターバニーが花に埋もれて立ちすくんでいます。
何と可愛いらしく気品に満ちた、華やかなアレンジメントなのでしょう!
見ているだけで希望を抱き、幸せな時間へと導かれるようです。


イースターフラワー5

イースターフラワー8

イースターフラワー6

イースターフラワー3

イースターフラワー2

それもそのはず、このアレンジは、友人自身が一輪ずつ心を込めて、ホスピスにいる義母を思って挿してくれた特別なものだからなのです。
この花を創ってくれた彼女が元気で可憐な人だから、それがそのままこのアレンジに反映されるのでしょうね。


心から優しい彼女に感謝して、今年もイエス様の復活を感謝します。
そして、ホスピスにいる義母のもとへ、早速このお花を届けに行きましょう。
義母がイエス様を心から信じて、永遠の命を戴く復活に預かるようにと・・・心より心より祈りをこめて・・・
      
     一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。
     しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。


             聖書 ヨハネによる福音書  12章24節


* このアレンジメントを創ってくれた友人は、義母にふさわしい花材を先生が選んで下さるようにと祈りつつ花の教室へ行ったそうです。<自分では選べないのだそうです>
それで、麦やゼンマイに驚いたとか!でもゼンマイは義母の大好物、麦は数日前義母が院内チャペルの聖日礼拝で聞いた最後のメッセージの主題でした。
神様の見えざる手が友人のお花の先生にまで配置されているなんて凄いですよね!感謝します。


2008.3.5   小出麻由美


 


ブログランキングに参加しています。よろしければ下記のバナーをクリックして、サイトに投票してください。1日1回、クリックしていただければランキングに反映されます。



ご協力ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。