昨日、無事にバレエの発表会を終えました。
バレエ作品・コッペリアは素晴らしいゲストの方々をお迎えし、本当に楽しくよき作品に仕上げて発表できたと思います。
成人クラスの私たちも村人として三幕中の二幕は殆ど出演させていただき、バレリーナというよりは役者として花？を添えられたと自負しております＜笑＞

しかし、この年になりバレエを始め舞台に立つということは、何と大胆で勇気のいることかと我ながらしみじみと感じ入っています。
バレエは子供の頃からやっていないと、本当に難しい踊りです。
形がすべて決められていて、普段使わない動きを習得していくのは至難の技です。
私は今回で三度目の舞台ですが、初舞台の時は挨拶のポーズすらできなくて小さい頃からバレエを習っていた娘に猛特訓を受けたものです。
でも、今年は少しだけゆとりを持てたのか！？踊ることの他にさらに太り始めた身体に注意を払いました。
それで、食べることが大好きなこの私が、三度の食事を二度ダイエット食に代えて少し体重を落としました。
それでも、バレリーナ体型とはほど遠いのですが・・・
娘よりも若くて美しいスタイルの娘さん方に混じってのレッスン、充分な惨めさを味わいながらの辛い日々。
足の爪もはがれかかけて、トウで立つのも辛い状態のままの舞台でした。
それでも、憧れだったトウシューズを履いて夢のようなチュチュを身に纏い、別世界へ誘われる気分は最高です。
＜生まれ変われるものならば、絶対バレリーナ！！！＞
と、思うわけです。

さて、私たち成人クラスの出演メンバーは１２人でコッペリアの他に＜レ・シルフィード＞というショパンの美しい音楽が主題になった風の妖精を踊りました。
年齢とは不釣り合いな綺麗なピンクの長いふわふわの衣装で、風の妖精になって舞うように踊ります。友人から「風の妖怪にならんよーになっ！」と注意を促されながら・・・
果たして妖精なのか妖怪なのか、それは観て下さった方々のみの知るところ。
フッフッフッ・・・

それはさておき、大きな達成感と観客の皆様からの温かい拍手を戴いて帰路に辿り着いたら、優しい夫が手作り餃子で夕食をもてなしてくれました。
その時ばかりはダイエットを忘れてお腹一杯戴きました。

それから、観にいらして頂いた方々から、足をお運び頂いたことだけでも充分に嬉しかったのに、とっても素敵な花束まで戴いてしまいました。
この場をお借りして、心より御礼を申し上げます。
有難うございました。
終えた今も、その幸福感をその花々の中に見出しています。

最後に、ここまでレッスンを導いて下さった、お美しくて素敵な私が尊敬して止まない花山知栄子先生、斉藤真希先生、藤原奈央子先生に心より感謝申し上げます。
今後のはなやまバレエスクールがますます神様に祝福されますように・・・祈

　　　　    
２００８．６．２　　　　小出　麻由美

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　URL http://hanayama-ballet.com

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