今年は桜が咲いている期間中、ずっと春うららかなよきお天気続きで、幸せな桜小道の夕暮れのお散歩を楽しめました。

♪さくら、さくら、
野山も里も見渡す限り、
　霞か雲か匂いぞいずる
　いざや、いざや、
見に行かん

歩いていて、本当にこの唱歌を口ずさみたくなる美しい詩と調べ。
私は日本の国歌が、この歌だったらよかったのにとよく思います。
琴の伴奏なんか入れたりして編曲したら、いかにも雅で穏やかな日本国と言う感じがして、ね、よくありませんこと？

＜君が代＞のあの暗いメロディーが私にはどうも戴けません。
ただし、ある音楽家の方が、「この＜君が代＞はフォーレの曲の作りと同じなので、彼が編曲していたらさぞ素晴らしい音楽に変わっていたでしょう。」とおっしゃているのを聞いて以来、気になって仕方がなくなりました。
私は、フォーレが大好きなのです。
どなただったか、自分の告別式にはフォーレの＜レクイエム＞を流していて欲しいとおっしゃっていましたが、私も同感です。
だから、そんなよき曲ならば、フォーレとまでは申しませんから、どなたかせめて素敵に編曲して下さらないものでしょうかね！

さて、さて、桜。
今年も桜が咲いて、春たけなわです。
皆様のもとにも素敵な春、そして若葉の季節が訪れますように・・・祈りつつ

２００９．４．１３　　　小出　麻由美

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