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2014.10.07
うす紫の秋のブーケ
樹里亜がコンサートで頂いて来たもうひとつの素敵なブーケは、うす紫から褪めたピンクのグラデーションでまとめられたもの。
メインに小粒の花が沢山集まって大きな花になった大弁慶草と八重咲きのトルコ桔梗と薔薇、そしてダイヤモンドリリーとも呼ばれている輝くようなネリネとコスモスを、ギュッと小さく固めて束にしたとても粋なもの。
ラッピングも淡いうす紫色の薄紙でくるんで、生成りの紐で結わえただけのシンプルなもので、それがまたこのブーケにぴったりです!
その花束に強く秋を感じるのは、やはりコスモスがあしらわれているから。
最近色んな花が年中お花屋さんで見られるけれど、コスモスは今の時季にしか姿のない可憐な花。
コスモスのピンクは優しい秋色ピンク。
その花びらは永遠に少女の佇まい。
<コスモスに香りがないのはまだ少女だから・・・>そんな少女のままの感性豊かな詩をしたためたのは きのゆり さん。
私が十代の頃にその詩に出会いどんなに感動したことでしょう!
亡くなられた やなせたかし さんも大絶賛していた詩でした。
もう随分その頃から時が流れて・・・
自分をコスモスの花と重ねて淋しげな思春期を過ごしていた日々もありましたっけ・・・
うす紫の少女・・・詩人の友人がそんな題名の絵本を執筆していましたが、それってコスモスをイメージしていたのかしら?
コスモスはピンクとずっと思っていたから気付きませんでしたけれど、確かにうす紫とよべなくもないなあ~と今更ながらふと思ったりしています。
なんだか遠い優しい記憶を呼び覚ましてくれるこのうす紫のブーケは、私を十代の少女に戻してくれるような素敵で不思議な秋色ブーケです。
こんな素敵なブーケを創られた方はどんな方なのかしら?
小さな素敵なタグが添えられていてPont Garten 奈良登美ヶ丘本店と記されてあります。
こんな素敵なブーケを創られるお店はさぞ素敵なお花屋さんなのでしょうね。
奈良にお住まいの方、是非私の代わりに覗いて見て下さいませ!
http://www.pontgarten.jp
2014.9.24 小出 麻由美
http://re-colle.com/article/69338518987303825
まーみちゃんが持ってるお人形そっくりの子どもが居た(@_@;)
まーみちゃんの お人形そっくりだわ(@_@;)