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2009.12.24
クリスマスイヴ <くるみ割り人形>
今年のクリスマスイヴは、我が家にとって特別な夜です。
と、いうのも次女野夕梨がバレエ公演に出演するからです。
演目は、クリスマスには欠かせない<くるみ割り人形>です。
実は、彼女にとっては二度目の出演なのですが、初めての出演はまだ幼くネズミたちと戦う小さな兵隊人形で、よそ見をしていたら見逃してしまうほどの短い出演でした。
でも、今回は主人公の少女クララが旅するおとぎの国のアラビア人形の踊り手です。
異国情緒たっぷり漂うチャイコフスキーの美しい音楽は、アラビアの国を色濃く印象づけてくれます。
この役どころは、野夕梨が以前から一度踊ってみたい演目だったそうです。
思い掛けなく、そんなお話をアメリカから帰国したばかりの彼女のもとにはなやまバレエスクールの先生から届けられ、今回嬉しいクリスマスプレゼントとして受け取ることができました 。
アメリカの大学でもミュージカルのオーディションをパスして<ウエストサイドストーリー>などで重要な役どころをこなし公演に臨んでいた彼女ですが、本格的なバレエからはしばらく遠ざかっていたので、今年の夏からトゥシューズでのレッスンも再開して,研鑽を重ねていた次第です。
(でも、アラビアの踊りは唯一トゥシューズなしの振り付けですが。)
クリスマスイヴ、イエス様の生まれる前の聖夜。
残念ながら最近ではサンタクロースが生まれた日と思っている方もいらっしゃるとか!?
この<くるみ割り人形>の物語にも、直接にはイエス様の存在はありませんが、醜いくるみ割り人形に愛を注いだ心優しく勇敢な少女が、祝福を頂けるというあらすじ。
イエス様がこの世に来られたのは、人々に愛を伝えるため。
だから、クリスマス物語といわれているものは、共通して愛を流し出すもの。
今年のイヴは、このバレエを通しても人々に愛を届けられたら嬉しいです。
でも、バレエ公演にいらしていただけない方にも、このブログを通してメリークリスマス!!!
皆様のもとに神様からの祝福がたくさんありますように…祈りをこめて
2009.12.24 小出 麻由美