大好きな青い朝顔、ヘブンリーブルー。
今年は種も苗も見つけられなかったので、似たようなケープタウンブルーと名付けられた苗を夏の初めに買って植え付けました。

車を走らせていると、時折生垣に見事にこの花をたわわに咲かせている光景に出会っていましたので、我が家のフェンスにもそのような株になることを願いつつ・・・

さて、今年の夏は連日猛暑が続いていますが、つい先日からこの暑い最中からでも花を開き始めた元気なケープタウンブルー。
ブルーというよりはパープルと言った方が相応しい色合いですが、朝から夕暮れ近くまで開きだんだんピンク色に変化して萎んでいく不思議な美しい花です。
大輪、房咲き、多花性と三拍子揃っているせいか、今日人気品種だそうです。
朝顔と同じ形の花なのに、大きく異なるのは日中咲くこと以外に宿根性だということ。

従って毎年植え付けなければならないヘブンリーブルーとは違って、根さえ凍らせなければ毎年花を咲かせてくれる嬉しい種だということです。
地上部が枯れたら、落ち葉や敷き藁などで霜を防ぐことがコツだそうですが、果たして私の住む寒い山の上で無事に越冬できるかどうか・・・
他に気を付けねばならないことは、とても生育が旺盛なので、プランターで栽培する場合は大きなものを使用せねばならないということと、肥料を好むので追肥を切らさぬように多めに施さねばならないということです。
それさえ守れば、きっと涼しげな花を秋の終わりまで咲かせ続けてくれることでしょう！

高砂百合もそろそろ終わりに近づいた我が家の庭で、これからこのケープタウンブルーが私を楽しませてくれます。
どうか、道行く方々も喜んで下さいますように・・・

２０１０．８．２９　　　　　小出　麻由美