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2013.07.07

ダークワインカラーのカラー

ワインカラー1

私の実家は日本庭園で、幼い頃小さな池の辺りにこの時季沢山の白いカラーが咲き続けていました。
子供の頃は、単純な形のその花のよさがまるで理解できなくて、当たり前のように咲き続ける花に全く感動もなく、ままごと遊びの食材にも心そそられることはありませんでした。
母が学校に行く時に、この季節持たせてくれる花束にいつもこの花が入っていましたっけ。

カラー、その名の示す通り、ワイシャツの襟であるカラーに似ていることから名付けられた花。
私より少し年下世代の方の結婚式で、この白いカラーだけをシンプルに束ねたお洒落なウェディングブーケも出現して、カラーの花を見直したものです。

さて、自分の庭が持てたとしても、さすがに白いカラーは植えたいとは思ったことはありませんが、勿論よく繁殖するので広い庭でなければ全く無理な話ですが、くすんだサーモンピンクでほっそりしたカラーが出現して、その花を買わずにはいられなくなってしまった私です。
ワインカラー2

しかし、なかなか庭におろしても次の花の姿を見る事のないまま消えてしまう気難し屋さんで、実家に咲いていた白いカラーの性質は併せ持ってないようです。
でも、めげずに買い続けるわたしなのですが・・・

そんなサーモンピンクカラーに混じって、今年初めてダークワインの素晴らしいカラーを見つけました!
早速一回り大きな鉢に植え替えて、楽しんでいます。
ワインカラー3

育て方を学ぶと、日当たり良好で水やりもたっぷりとのこと。
その条件に合わせて日当たり良い南側の玄関先に置き、水やりも欠かさないように目を光らせていますが、果たして来年もこの深いワインカラーに出会えるのでしょうか・・・

もし、広い庭が持てるとしたら、小さな池を掘りその池に睡蓮をいっぱい咲かせて、その辺りをサーモンピンクとダークワインのカラーで埋め尽くす・・・そんな池の畔を創りたいものと思っています。
そうすれば、苦手な夏も楽しく乗り越えられそうですね。

  2013.7.7     小出 麻由美

 

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