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2006.12.18
デルフィニウム
青い花より紫の花の方が圧倒的に多い中、デルフィニウムは美しいブルー系の花が多く、私もかなり好きな花の一つです。
デルフィニウム(水彩画)
私が少女の頃は、庭でもお花屋さんでも見かけることのない花でした。
だから、西欧の美しい庭の写真の中のデルフィニウムに夢焦がれたものです。
確か十代の頃にテレビのコマーシャルで、デルフィニウムの咲き乱れる花の中で絵を描いている西欧婦人の姿があり、インスタントコーヒーを飲んでしばし休憩というシーンがあったのですが、それを見るのがとても楽しみだったのを覚えています。
デルフィニウム(油絵)
今では、よく見かける花になりましたが、それでも、庭中が背丈ほどのデルフィニウムの花園には、まだ日本では目にしたことがありません。
私も、何度も苗を買っては挑戦しているのですが、たいした花をつけることもなくがっかりして終わってしまっています。
きっと、日本の風土には合わないのでしょうね。
だから、もっぱらこの花はお花屋さんにて求めることにしています。
ブルーが多いせいか、気がついてみると夏によく青いデルフィニウムを選んで部屋を飾っているようです。
その、ブルーの色も様々で濃いものから淡い水色まで。
グラデーションになっているものもあり、本当にうっとりしてしまいます。
種類も豊富で背丈ほどにも伸びる八重咲き大輪のものや、ほっそり楚々とした野の花のようなものまで。
色はブルー系の他にホワイト系、時にコーラルピンクやアプリコットのそれはそれは美しい色にも出会えたりします。
そういえば、私の大好きなフラワーアーティスト、高橋永順さんが一番お好きな花だとか。
それで、某芸能人の結婚式の花を彼女が担当し、その会場をブルーのデルフィニウムで埋め尽くしたことがとても話題になったりしたこともありました。
私も普段はあまり興味のない芸能人の結婚式のようすを、その花見たさにテレビを見た記憶があります。
さて、そんなブルーのデルフィニウムが多い中、今日いつものお花やさんで、何とヴィロードのような深い紫のデルフィニウムの初めての色合いに出会って、感動している私です。
輸入花でお花屋さんも初めて見る色だそうです。
その時あった杏色のカーネーションにも惹かれたけれど、この色のデルフィニウムは次に入荷するかどうかは解らないということで、迷わず決めて帰ってきました。
それに、クリスマスシーズンは赤い花が高価になり、ブルー系はお買い得だったので二重に嬉しい私です。
このブログで皆様にもお目に掛けますね!
2006.12.12 小出 麻由美
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