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2014.02.27
バカラサーフにネグリタパロット
昨年12月に輸入食器店で出会った美しいバカラの花瓶。
<サーフ>と名付けられたその花瓶は、名前の如く波のようにカッティングが施されており、お店の照明の中で一際キラキラ輝いていました。
その輝きの秘密は、花瓶の内側と外側のカッティングが異なるカーブだからだそう。
内側は縦に真っ直ぐで外側はやや斜め。
分厚いクリスタルに丁寧に施された美しい波の花瓶は、両手で抱えてもかなりの重量感です。
ガラスに目が無い私はしばし店員さんと眺めては感嘆の声を上げていました。
それに、この花瓶は限定商品とのことで、ますます私の心を虜にします。
そして、「今ならかなりお安くなりますよ。」と一押しの店員さん。
と、言ってもバカラガラスですから、私のお小遣いでは到底買えません。
・・・でも!もしかしたら、クリスマスプレゼントに主人におねだりできるかも!!!
ということで、昨年主人からのクリスマスプレゼントとして、我が家に仲間入りしたのがこの花瓶です。
キラキラ寄せては返すさざ波のようなサーフを眺めながら、昨年は幸せなクリスマスを迎えさせて頂きました。
花瓶だけど、お花を飾らなくても充分美しくまるでオブジェのような出で立ちです。
ガラスコレクターの妻に半ば呆れながらも、それを喜んでくれる主人に本当に感謝です。
さて、この花瓶のお洋服を初めて着せて貰えた幸運な花は、深い紫でフリンジの入った<ネグリタパロット>というチューリップです。
このチューリップもお花屋さんのショーウィンドウの中で一際目を惹くお洒落な出で立ちで、バカラブランドのお洋服を着こなせる高貴でお洒落なチューリップ。
ネグリタは黒い色合いを意味し、パロットはオウムを意味しますが、正にフリンジの入った素敵な花びらは黒く美しいオウムの羽のようで、本当に魅力的なチューリップです。
日々クルクル表情を変えながら、黒い色合いがだんだん薄れて広がり、木の上に静かに停まっていたオウムが羽を広げて飛び立つような雰囲気にまで変わり、素敵なこのサーフの装いを楽しんでいます。
お店屋さんに色とりどりのチューリップが並ぶと、ほら春はもうそこまで。
この春はどんな花たちがこのサーフバカラの装いを楽しんでくれるのかとても楽しみな私です。