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2010.02.15

プリムローズ

春の初めの光を一杯受けて、開花する小さな愛らしい花、プリムローズ。


プリムローズ1

私の敬愛するガーデナーだった、ターシャ・テューダーさんが一番好きだった花。
この花をお花屋さんの店先で見つけると、本当に春を感じてうきうきしてしまうのは、きっと私だけではないでしょう。
近年は薔薇咲きのものや微妙なパステルカラーのものなど、種類や色が本当に豊富で選ぶのにとても困るほどです。


でも、私が選ぶのは毎年決まって薔薇咲きのものや杏色のピンクやイエロー系のパステルカラー。


プリムローズ2

プリムローズ4

プリムローズ3

寄せて籠の中に入れてテーブルに置くと本当に優しく甘い香りを漂わせてくれます。
だから、今年は出来るだけ家の中で過ごさせようと思っています。
外で鉢植えにすると、小鳥さんたちの御馳走になってしまいますからね。


もう、すでに庭植えの白いパンジーたちは、花を愛でる間もなく小鳥の餌食になってしまい本当に可哀そうです。
なぜか紫色のパンジーは好まれないようです。
そういえば、プリムローズも淡い黄色が好まれていたようです。
きっと、小鳥の目には白っぽい方が目に付くのでしょうね。
まさか色に味の差があるわけではないでしょう・・・!?


そういえば、アメリカから戻った娘がテーブルの上のプリムローズを「サラダで食べたら美味しそう!」と、見るたびに言います。
私が、街中のスーパーではエディブルフラワー(食べられる花)として実際に売られていると教えたら、すごく納得していました。
「なるほど、小鳥が狙うのもわかるわ。」ですって!
だけど、昨年花をひとつ摘んで口にしてみましたが、少しほろ苦く二度と食べたいとは思いませんでしたけれどね、わたくしは・・・
やっぱり美しい花は眺めるに限ります!


2010_0203サルビア20039


プリムローズ、この花の蕾が開く度に春がどんどん近付いて、寒さが和らぎ日差しがキラキラ眩しくなってくる喜びの季節花です。


2010.2.9      小出 麻由美

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