春号のマイガーデンの口絵とエッセイには、スィトピーを描きその花の想い出を綴らせて頂きました。

かつて便箋の為に描いた＜スィトピーとネメシア＞の紫系のものです。

少し寂しい絵なので左右対称にイラストを配置して頂いたら、ハートの形になって面白く感じています。

ふくよかな甘い香りのスィトピーの可憐な花は女性たちに大人気です！

なかなかスィトピーの花だけをたっぷり生けることは、ちょっと高価になりすぎて難しいのですが、アレンジメントに加えるだけで本当に春を迎える喜びに満たされるブーケになりますね。

スィトピーの本物の水色にはまだ出合ったことがないのですが、もう既に売られていると白砂先生からメールを頂いて驚いているところです！

ネットで調べたら海外では、本物の水色のスィトピーが出現しておりました！

日本ではまだ種の販売しか私は見つけられませんでしたが・・・

ブルーと名付けられていても実際には紫系のものだったりして、私自身はまだ本物のブルーは目にしたことがないので、早く実物に出合いたいものです！

昔、ブルーのインクを吸わせたおどろおどろしいブルースィトピーは見たことありますが、それはやはり私には納得できませんでした・・・

それでも、最近はブルーにも勝るとも劣らない素敵な色合いのスィトピーが沢山生み出されているようで、本当に嬉しいことですね。昨年横浜に住む友人から＜アンティーク＞と名付けられたブラウンピンクの素晴らしい色合いのスィトピーのアレンジメントブーケを頂いたことがありましたが、本当に感激でした！

アレンジメント教室【フルールエンブータン】を主催している友人からは、昨年末からこの春にかけて沢山のスィトピーアレンジメントを届けて頂きました。

本当にセンスの良い彼女のアレンジメントには溜息です！

私はまだ水色のスィトピーは夢見ているところですが、来春には出合えるかもしれませんね！

２０２３．３．２６　　　　　小出　麻由美