この春に障害のある娘の為に和室の押入れをベッドルームに改装して、やっと落ち着けたと思ったのも束の間、さっぱり娘はリビングから出る事をしないのでそのベッドで寝てくれません。
リビングが大好きな彼女は一日中リビングのカーペットの上で過ごし、まるで猫みたいです。
確かに、ペルシャ絨毯は肌触りがよく、冬は温かく夏は涼しい優れものです。
日中と夜の寒暖の差が激しい国で織られたカーペットの利点は、こんなところにも表れていて驚きの上質絨毯だとは思いますが・・・
それにしても、あの押入れベッドが無駄になるのも残念なので、思い切ってリビングを模様替えすることに致しました。

ピアノを移動させ、そこにベッドを置くことにしました。

以前から、そこに長いソファーを置いても素敵になるだろうと想像しておりましたので、夜は娘のベッドで、昼間は家族のソファーにすることにしました。

キルティングのベッドカバーを敷き、クッションを沢山並べるとカウチ風になりとても良い感じです！
シャンデリアとランプがピンクなので、絵も私の描いた大きめの額絵でピンクの薔薇の花の油絵を飾りました。

今までピアノの傍に置いていたアイリッシュハープを対照的に配置し、ガラスキャビネットケースもその傍に置きました。
小振りのアイアンのガラステーブルは南の窓辺に置き、椅子もふたつをそちらに並べ小さなコーナーに仕立てました。

ティーテーブルを食卓側に寄せると、今までになく良い感じのリビングに変身しました。
家族にも大好評で、とても落ち着いたリビングになり大満足しています。

何故だか理由は分かりませんが、ピアノの音色もこちらに置いた方が響きがよくなり不思議です。

これで、娘もリビングから出ずに温かい褥を確保でき、私もお昼寝に念願のカウチ風ソファーを手に入れる事が出来たというわけです！
娘が起きたら彼女の枕と布団はベッドの下に仕舞い、ベッドカバーを敷きクッションを並べる手間は毎日かかりますが、最高のお昼寝場所を確保できて一番嬉しいのは私かもしれません！（笑）
＊注　毎日お昼寝しているわけではございません！！！

それにしても、部屋の模様替えってとても気分転換になる最高のリフレッシュ方法ですね！
２０１４．９．１６　　　　　小出　麻由美