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2016.03.27
八重咲きアネモネ
正直今まであまりアネモネの花には興味がありませんでした。
色は鮮やかな紫と朱赤と白だけ。
そして、花芯やめしべは黒くてモダンな出で立ち。
でも、画や柄に描かれていると何故だか魅かれてしまう、私にとっては不思議な花のひとつでもありました。
ところがこの度、この冬園芸店で見つけた素晴らしい色合いの八重咲きのアネモネに、もうすっかり恋をしてしまいました!(笑)
その不思議な色合いの小さなアネモネの苗を、三種類選んでひとつの鉢に植えこんだら、真冬の間から玄関先で沢山の蕾を付けて、次から次にと絶え間なく素晴らしい花を咲かせ続けてくれています。
濃い夜の帳のような深い紫や、グレーがかった薄紫に、くすんだ微妙なピンクがかった紫。
その美しい色合いに、訪ねて下さる来客たちも感嘆の声を上げてくださるほどです。
寒い霜の降りる真冬でも、軒下であればこの美しさを見せていましたが、春の気配を知ると驚くほど蕾を沢山上げてくれて、切って花瓶に飾れるほどの本数です。
本当は鉢で全部咲かせていたいけど、日数が経つと沢山の花びらが大きく開きとても重そうに項垂れてしまうので。
それに根元にはまだまだ堅い蕾も一杯です!
果たしてこれらの蕾は全部咲いてくれるのでしょうか・・・
プリムラなど沢山の蕾があっても、日照時間に関係して咲けないままに消えてしまう花も残念ながら多いのです。
自然の力、神様の采配には驚くことばかりですね!
こんな麗しい花々を地上で咲かせ続けて下さる神様の愛に、本当に感謝です。
2016.3.16 小出 麻由美