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2007.07.08
夜空の花
今日は七夕。
私はクリスチャンなので星に願いごとはしませんが、ロマンテックな七夕のお話は大好きです。
子供の頃、まだ神様のことを知らなかったので、せっせと笹の葉に他愛のない願いごとを書いた短冊を折り紙や千代紙で作った飾りものと一緒に飾り付け、とびきり素敵に仕上げようとしたものです。
今から思えば和風クリスマスツリーのようなものでしょうね。
古き良き時代だったからか、田舎だったからか、飾り付けをした笹飾りの笹の木を7月7日に川に流しに行ったものです。<今ではそんなことをしたら環境問題になって大変ですが!>
その夜の白く輝く天の川に、自分の笹の木が流れていくのだということを疑うことなく固く信じていましたから!
時折、他の人が流した笹が川縁にひっかかっていることを目撃して、気の毒でしかたなかったことを憶えています。
本気で天の川に流れ着いて行くのだと信じていたので、晴れた日の七夕の夜は一大事でした。
いつ、自分の笹飾りが流れてゆくのか解らないので、ずっと天の川を見張っていなければならなかったからです!
現実的だった私の母もこの夜ばかりは小さな私の夢を壊すことなく、出来るだけ長く外で夜空を仰ぐことを許してくれていました。
それに、私は随分長いこと彦星<わし座のアルタイル>と織り姫星<こと座のベガ>がその夜だけ天の川を渡ってくっつくのだと本気で信じて星空を眺めていたのです。
なんとも、穏やかで素晴らしい幼少期を過ごせたことことでしょう!
今では、それらの想い出も星のようにキラキラと輝やく私の大切な 宝物です。
私が生まれ育った大分の小さな町は、星がとっても綺麗で夏は流れ星を一晩でいくつも数えることができました。
神様は自然界を通して人に語りかけておられると聖書に記してありますが、本当にその通りだと思います。
まだ神様のことを知らなかった幼少期から、きっと多くの美しい自然の中に神様の息吹を感じていたのだと思います。
都会に住む便利さは確かに魅力だけれど、ちょっぴり神様から遠のいてしまう気がしてしまいます。
星は神様が夜空に咲かせて下さった花々。
今日は七夕。
星空を見上げる人々が、一人でも多く創造主なる神様を知って下さったらいいのになと思います。
口語訳聖書から
わたしは、あなたの指のわざなる天を見、
あなたが設けられた月と星とを見て思います。
人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、
人の子は何者なので、これを顧みられるのですか。
ただ少しく人を神よりも低く造って、栄えと誉れとをこうむらせ、
これにみ手のわざを治めさせ、
よろずの物をその足の下におかれました。
すべての羊と牛、また野の獣、
空の鳥と海の魚、海路を通うものまでも。
主、われらの主よ、あなたの名は地にあまねく、
いかに尊いことでしょう。
詩篇8:3-9
2007.7.7 小出 麻由美
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