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2017.03.01
早春の砂糖菓子のような花
春は行きつ戻りつしながらも、確実に近付いてきて嬉しい日々です。
この時季は鉢花だけでなく、切り花も飾ってみたくなる私です。
そう、お花屋さんのショーケースの中には、この季節しかない花々が沢山だから。
スィトピーにチューリップにラナンキュラスなどなど・・・
それに切り花が長持ちする季節でもありますからね。
砂糖菓子のような淡いふんわりしたピンクのラナンキュラスとチューリップを取り合わせてみました。
まだお花屋さんのショーケースの中では、ちゃんと咲いてくれるのかしら?と訝るような固い蕾のチューリップでしたが、咲き進むにつれ茎はどんどん伸びて花もふんわりと大きくなってきました。
葉も全部取り除いて短くし、異なる花瓶に活け替えるのも楽しみのひとつです。
ほら、こんな風にして纏めるとまるで食べちゃいたくなるようなふんわりした砂糖菓子のようでしょう!
こんな花を飾ると本当に春を感じ幸せな気分になります。
先日いつも素敵な手作りのクリスマスカードを送ってくれる友人が、砂糖菓子のような八重のヒヤシンスを持ってお茶に訪れて下さいました。
彼女が園芸屋さんで手にした時はまだ固い蕾だったそうですが、我が家に辿り着いた時はふんわり蕾がほどけて僅かに淡いピンク色が覗いていました。
「日に日にゴージャスになってくるから、楽しみにしていてね!」と彼女。
お菓子は私の手作りのキャロットケーキです。
庭のヴィオラと粉砂糖で装いをしてお出ししたら、今まで食べたキャロットケーキの中で一番美味しい!と大喜びして下さいました。
このレシピは栗原はるみさんの一押しのもの。
少しだけ材料を私風にアレンジしましたが、彼女はそれが効いていると大絶賛してくれました。
そんなにお喜び頂くと本当に作り甲斐がありますね!
私の方が嬉しくなります!!!
それから、そのヒヤシンスは日に日にこちらも砂糖菓子のようにふんわりとした姿に変貌して、香りも芳醇です。
ラナンキュラスとチューリップには残念ながら全く香りがありませんから、このヒヤシンスはとても嬉しい来客です!
友人のように優しさ溢れた大好きな砂糖菓子のようなヒヤシンス。
2017.3.1 小出 麻由美