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2006.08.29
沙羅
もし、私に三人目の娘が与えられるなら、サラ にしようと思っていました。
漢字は蘭の花をイメージして 彩蘭 と。
残念ながら実現しませんでしたけれど。
沙羅、別名夏椿。夏に椿に似た白い花をそっと開くから。落葉喬木。
聖書では、サラは万民の母という意味で、神様に祝福された女性の名前。
だから、クリスチャンの間では比較的多い名で、日本人でもクリスチャンホームの女性がよく名付けられています。
以前、私の教会のイギリス人の牧師婦人の名前もサラでした。
イギリスでは、その名はお姫様、という意味もあると恥ずかしそうに教えて下さいました。
サラ、日本的でもあり、異国的でもある不思議な響きを持つ名前。
そして、私の惹かれる花。
その花を謳った美しい一編の詩をご紹介致しましょう。
沙羅
林 音なく
日の暮れは
ゆめのごとし
真玉夕つゆ
おもくして
沙羅の花ちる
ささら
沙羅の花
ほの黄色なる 清水 重道 作詩
この詩は、歌曲<沙羅>からの第四曲です。
私の大好きな歌で、人知れず咲いては落ちる沙羅の花に、人生の儚さ、孤独、美わしさを重ねてみたり・・・
お薦めのCDは 鮫島有美子<ソプラノ> ヘルムート・ドイチュ<ピアノ>によるもの。
息の合ったお二方のしっとりとした美しい音楽をぜひお聴きになってみて下さい。
06.8.28
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