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2010.01.24

父・喜寿

2010年1月24日。
私の愛する父が77歳を迎えました。
77歳は喜寿といいます。
喜ぶという昔の漢字に七が二回入っていることから、喜寿(きじゅ)と名付けられたようです。


日本では男性の平均寿命を上回る年です。
今日まで元気に過ごしてくれ、神様に心より感謝を捧げています。


父はとても実直な人で、スポーツをこよなく愛し地元の公務員として、比較的平穏な人生を辿ってきた人だと思います。
大分の小さな田舎町の六人兄弟の中の末っ子の三男として、この世に生を受けました。
でも、跡取りの長男が戦死し、二男も大学進学のため家を出、実質は長子としての家の跡取りを余儀なくさせられ、願っていた大学進学を諦めるしかなく、決して思い通りに過ごせなかった人生のようです。
でも、父は決して愚痴を零すことはありませんでした。が、その無念の思いから、自分の子供たちには自由に勉学を選択させたいと思い、大事な長女の私(苦笑)の願いを最終的に受け入れ京都で絵を学び、嫁ぐことも快く許してくれたのだと思っています。


父は厳しい面も多々ありましたが、幼い頃からいつも沢山のスキンシップで私たちを愛し、とても大切に育ててくれました。
そして、そのことは人格形成に於いて、かなり重要なことと実感しています。


それから、父は庭いじりがとても好きで、暇さえあれば仕事やマラソン(若い頃は選手として、年老いてからは監督として我が家に選手を一時的に住まわせていたこともありました)の合間に、木々や花を育てては植え替え、かなり大きな石燈籠を動かしたり,大きな鯉が泳ぎ回れるほどの池を自分で作ったり、と余念がありませんでした。


花も何かの種類を集め始めると半端ではありませんでした。(ブログ2007年9月14日・父の愛したエビネ蘭)
そのお陰で、私は幼少期から花園の中で育てて貰い、本当にそのことをとても感謝しています。
そのせいか、やはり今でもまだ、もっと広い花盛りの庭の中で生活したいと夢見てしまいます。


この生涯に一度しかない喜寿の日に父に心を込めて花鉢を届けましょう。
赤い華やかな花が好きな父ですが、今回は新種の大きなピンクの花が美しい<待つわ>と名付けられたシンビジュームに決めました。
有難う!お父さん。これからもお元気で長生きしてくださいね。
そして、お父さんがイエス様を信じてくれることを、私<待つわ!>


                  2010.1.24       小出 麻由美


   私が感じる父の人生のような聖書のことばをお父さんに贈ります


      口と舌とを守る者は、その魂を守って、悩みにあわせない。   箴言21章23節


 

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