今、我が家の庭にふたつの白い紫陽花が見事に咲いて、梅雨の雨に濡れています。
柏葉紫陽花＜カシワバアジサイ＞とホワイトダイヤモンド。

柏葉紫陽花は数年前買った鉢が植え替えする度ごとに大きくなり、今年も見事です。
とても育てやすく、秋にはその柏に似た葉が紅葉し、二度楽しめるので気に入っています。花期も長く切り花にも向いています。
花が淡いグリーンを帯びてきたらポプリにすると、とてもいい感じに仕上がります。
その花のかたちからピラミッド紫陽花とも呼ばれています。

ホワイトダイヤモンドはそのネーミングどおりに、他の白い紫陽花よりきらきらと輝くような白さがあり、一際美しさを放ちます。
日数が経つと、その純白が淡い淡い褪めたブルーに変化します。
この紫陽花の白い花を眺める度に、よく名付けられたものと感心してしまいます。

今この二種の白い紫陽花が玄関ポーチで、我が家のお客様を出迎えてくれています。
何故か、我が家では色つきの紫陽花が上手く育ちません。

もし、広い庭に住めたなら、私の背丈よりも大きな淡い色の紫陽花を植えること。
そして、梅雨の雨に濡れて数え切れないほど咲いたのその花を、窓辺で眺めながら大きなキャンバスに絵を描くこと。
それがひとつの夢でしたが、もっと欲張りになって、このふたつの白い紫陽花も庭に下ろして大きく育てたいものです。
そして、梅雨空の合間の日の光が、これらの紫陽花の花の雫を照らしてきらきら輝く様をいつまでもいつまでも眺めていたいものです。

これぞまさしく、ホワイトダイヤモンド！！！

２００７．６．１５　　小出　麻由美

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