ブログ

Blog

2021.09.10

白百合のカーテン

殆どの百合が咲く時季は初夏ですが、高砂百合は真夏から晩秋までの長い間、白い凛々しい花姿を庭でも野辺でも楽しませてくれます。
その花が咲いている間に、我が家のカーテンも白百合模様に取り替えました。
今までは、鉄砲百合やカサブランカリリーが咲く前の早春に白百合のカーテンを吊るし、夏のブルーのカーテンに替えるまでの間を楽しんでいたのですが、最近高砂百合の白い花が真夏から夏の終わりまで、我が家の庭でも咲いてくれるので、今年は夏の終わりが近づいてから、ブルーのカーテンから百合のカーテンに替えてみました。

 

そして、ボイル生地のカーテンも、新しくバルーンタイプのものに新調しました。

バルーンタイプは上げ下げが可能で、陽射しが強い時に調整できます。
幸か不幸か流石に30年も休みなく使い続けたボイル生地のカーテンは、経年劣化で裂けてしまいましたので、これを機にやっと取り替えることができました。
今回、私の大好きな色合いの淡いグレイッシュピンクのボイル生地が見つかりましたので、迷った挙句、これに決めました。
アイボリーカラーの方が無難なのは分かっていたのですが、淡い色合いなのでクリームイエローともブルーとも合わないこともないでしょうということで・・・
それに、一番長く使うカーテンは、ワインカラーのウィリアム・モリス生地のカーテンなので、それに一番ぴったりしますから。

 

古いカーテンを再利用して、西側のステンドグラスを嵌め込んだ窓辺に吊るしてみました。如何でしょうか?


ヒントはアメリカのヴィクトリアという私の大好きな雑誌の一頁からです。

 

ピアノの嵌め殺しの窓辺にも古い天蓋カーテンのチュールレースを再利用して、カーテンにリフォームしてみました。

こちらもヴィクトリアの別冊の本からヒントを得ました。

娘のベッドの天井にもボイル生地のレースカーテンを吊るして雰囲気を醸し出したつもりでいますが・・・一番端のフリンジは私が手仕事で一針一針縫い留めました。
ステイホームならではの色んな作業が捗りました。

 

窓辺のランプを白百合のイメージのあるシェードに入れ替えて、リビングの小物たちも白や透明ガラスを配置しました。

少しずつ夏が遠のいて、朝夕は秋の気配が忍び寄り、とても嬉しい私です。

 

庭の高砂百合をもう一枚描きました。
先の絵は水彩画にしてはパステルを使いすぎて少し描き込みすぎた気がしましたので、初心にかえり淡いタッチでさらりと描いてみました。

油絵を描くようになって、その影響が反映された水彩画になってきており、新たに模索中です。終わりのない世界ですね~

 

普段からあまりお出掛けは出来ませんが、更にこのコロナ禍ですから、ずっと過ごすリビングで気分を変えながら、絵を描いて過ごせることはとても幸せです。

 

2021.9.10     小出 麻由美

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。