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2007.01.09
百合の振り袖
今日は、私の娘、次女野夕梨の成人式でした。
危ぶまれたお天気も何とか大丈夫でほっと致しました。
この日のために用意した振り袖の柄は、娘の名に因んで百合の総柄。
以前、私がガラス絵のデザインを手伝っていた方の本職が友禅会社を経営なさっておられたので、百合の柄を探して下さり、特別に好みの色に染めて頂ける幸運に恵まれたのでした。
幸い好みのうるさい娘も気に入った柄で、色合いも思った以上に良い感じで仕上がり、この日を楽しみにしておりました。
私の長女は重度の知的障害を持って生まれてきたので、二十歳になってもお祝いに晴れ着を着せてやることは出来ませんでした。
ですから、次女の振り袖姿には、ことのほか思い入れが強くなってしまうことは否めません。
殊に主人の喜びようは大きく、改めて父親の娘に対する深い愛情を垣間見た気がしました。
さぞ、花嫁になる日は大変だろうなあって。<笑>
勿論、私自身も大好きな百合の柄に合わせて、帯を選んだり小物を揃えたりすることに大きな喜びを感じたものですが。
子供の喜ぶ姿を見ることは、親として本当に幸せを感じます。
そこで、主人とも同感だったのですが、神様、天のお父様は私たちの喜ぶ姿を心から願って下さっているのだと。
クリスチャン生活を送っていると、いろいろな試練に遭い辛いと思うことが多いのは事実です。<御利益宗教ではないので>
でも、神様は悪戯にそのようなことをされるお方でなく、子としての訓練のために涙を呑んでみておられるお方。
本当は常に私たちが喜ぶ生活を望んで、あえて訓練などは与えたくはないのだろうなあって。
美しい百合の着物を見ていると、こんなに娘にぴったりの柄で好きな色合いに染めて下さるお方を傍に配置して下さるなんて、これはただの偶然でないことが本当にわかります。
辛いことは確かに多いけれど、それ以上に喜びを常に用意して下さる神様。感謝します!
さて、何はともかく、今日成人式をお迎えになられた方々へ、心よりおめでとうございます。
素敵な悔いのない青春を過ごしてくださいね。
神様の祝福を心よりお祈りいたします。
2007.1.8 小出 麻由美
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