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2011.01.30

紫のシクラメン <アメジストブルー>

シクラメンにはたくさんの色合いと種類がありますが、今まで正式な色合いで紫の花はありませんでした。
が、ついにアメジストブルーと名付けられた素敵な紫のシクラメンが登場しました!
しかもほのかに香りのする画期的な傑出品です。


sarubia3

一昨年園芸雑誌でこのシクラメンの存在を知りましたが、残念ながら関西市場には姿を現すこと
がありませんでした。
でも昨年末、近くのよく足を運ぶ園芸店にて目にする幸運に恵まれました。
それもそのはず、この色合いはそこの店員さんが傑出なさった種類なのですから!
彼は普段からとても親切な方で、我が家へも昔からよく花苗を配達に来て下さっておりました。
雑誌に花と共に彼の笑顔の写真が掲載されていたのを見た時、とても驚きましたが、近頃はクレマチスを専門的に育成なさっておられ、いろんな雑誌にてお見かけするようにもなっておりましたので、それほど不思議なことではないのかもしれませんね。


さて、そのアメジストブルー、一目で虜になりましたが、思ったより小振りで、それを購入する値段を出せばかなり大きく立派な他のシクラメンを手に入れられます。
毎冬自分へのクリスマスプレゼントとして、一鉢は豪華なシクラメンを購入しているのですが、やはりそんな私でもちょっと戸惑ってしまいました。
が、ほかの店員さんとおしゃべりしているうちに、株もよくとても長持ちするそうなので思い切ってアメジストブルーに決めました!
さすがに、購入してから一カ月近く経ちますが、乱れのない花株で花数も充実したままで、大満足しています。
日射しのある窓辺に飾ると、本当にアメジストの宝石のように透明感のある美しい紫でうっとりしてしまいます。
どなたが名付けたのかネーミングもとっても素敵です。


サルビア2

少女の頃に流行っていた布施明さん歌う小椋圭さん作詞作曲の<シクラメンのかほり>の三番目の歌詞が♪うす紫のシクラメンほどさびしいものはない・・・と歌われていたのですが、当時まだシクラメンに薄紫はありませんでしたし、かほりのあるものもありませんでした。
勿論イメージの世界なのでしょうが、花好きの私にしてみればちょっと納得がいかなかったのです。が、このアメジストブルーの出現のお陰でその歌詞の花はこれに決まり!で納得です。


サルビア1

年々素敵な花の種類や色合いが生み出されていき、喜びを数えられることの幸せを感じています。



2011.1.14      小出 麻由美



 

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