美しい薔薇のゼリー菓子

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2017.11.11

とても美しい本物の薔薇を閉じ込めたようなゼリー菓子を頂きました！
でも、あまりにも美しすぎてこれはなかなか食べられそうにないわ・・・とか言いながら・・・

実はそのお菓子を下さった友人も、薔薇のように華やかな方！
彼女との出会いは数年前バレエ教室にて。
とても若々しく綺麗で素敵な彼女は、初めて教室に現れた時、私よりずっと年下だと思ったのに、なんと同い年だということが後で分かりびっくりしたものです。
その秘訣は、とにかくユーモアたっぷりで行動力抜群！
マダム風な見かけとは異なり食欲旺盛！なのにスリム！何故なのだ！？
いつも愛車の白いフォルクスワーゲンで何処にでも身軽にスイスイお出掛け。
それに、自宅ではパン教室を本格的に開催しているお洒落で人気者の先生なのです。
それで出会いから、私も何度も彼女の手作りパンやお菓子に舌鼓を打たせて貰える幸せ者になったという訳なのです。

実は、彼女と出会うずっと前のこと。
私のステーショナリーを特別販売して下さっていたアンティークショップにて、私の花の絵の便箋や葉書を彼女は大好きでよく購入していて下さっていたのだそうです。
暫くしてそのことが判明し、お互いに出会いを手を取り合って喜んだのであります。
私はこれまでに、そういう方々に数名出会っていますが、それは本当に有り難く尊い神様からの贈り物だと思っています。
偶然の出会いはありませんからね！心より感謝しています！！！

さて、美しい薔薇のゼリー菓子のこと。
そのお菓子は、ある方から彼女にぴったりお似合いだとプレゼントして頂いたものなのだそうですが、詰め合わせの中に二個あったのでそのうちの貴重な一個を、どうしても私にプレゼントしたいと思って下さったのだそうです。

ある日バレエのバーレッスンのお隣で「頂いたお菓子を見た瞬間、私よりもっとマユマユに相応しいお菓子だと思ったのよ～だから近いうちに持って行くから待っててね！」とそっと囁かれ、もしかして薔薇ゼリーじゃないかしら～と図々しく脳裡で思い描いていたところ、直ぐにそれを打ち消すように、「鬼瓦煎餅やしね！」と言われてしまい大笑いしたのであります。
でも、そのお菓子は鬼瓦煎餅ではなく、薔薇ゼリーなのでありました。ホッ（笑）
だけど、その薔薇ゼリーは思い描いていたより更に、それはそれは美しいお菓子なのでありました。
まるで本物のサーモンピンクの小さな開いたばかりの薔薇を、円いカプセルの中に閉じ込めてあるみたいです。
そっと手に取ると中の薔薇までプルプルと揺れるのであります！
でも、とにかく私は彼女のその気持ちが嬉しくて嬉しくてそちらの方にも大感激でした。

彼女は、京都で生まれ育ち京都の旧家に嫁ぎ、長いこと献身的にお舅さんとお姑さんに仕えて来られた正に良妻賢母という言葉がぴったりなお方です。
驚くべきことには、同居しながら彼女はそのお二人が大好きだったそうです！

＜そんな方は殆ど知りません！！！＞

彼女のことですから、きっと義父母にも沢山の愛を注いで愛されたのでしょうけれど・・・
殊にお舅さんが素晴らしい愛の人格者で、ご病気で入院された時の付き添いを義姉（実の娘）たちと取り合いしていたという嘘のような驚きの話もあるくらいです！
とは言っても、これまできっとご苦労も多かったと思います。
いつも前向きで快活にご自分の生活を楽しんでおられる姿は、まるで主婦の鏡で、私は背中越しにいつもお幸せなご家族の姿まで垣間見させて頂いています。
とにかく愛と優しさとユーモアに溢れ、私も娘もいつも彼女に感謝することが一杯です。

現在、年老いた実のお父様や叔母様をいつも気遣い、少し距離のある場所へ毎週何度か車を走らせて自ら腕を振るったお料理を運んでいます。
歓びながらのその姿には、本当に敬服しています。

まだまだ多忙中の彼女ですが、最近バレエの熱が更に高まり今一番打ち込める趣味で生き甲斐に感じるほどなのだそうです。
そんな話をする彼女の瞳はキラキラ少女のように輝いています。

実は、私もこの春に止めてしまったバレエレッスンを再開致しました。
膝は決して良くなった訳ではないので、トウシューズは諦めて出来ることだけを身体と相談しながら健康維持の為に再開です。
それで、また日々お忙しい彼女とも出会う機会が増え、嬉しく思っているところなのです。

この度は貴重な美しい薔薇ゼリー菓子を本当に有難う！！！
これからもいつまでも愉しく若々しく綺麗でいてね！
そして、どうぞ今後とも末永くよろしくね！

追伸

後でゼリーを容器からお気に入りのピンクガラスの中に移しましたら、葉に見立てあった部分は、何と！二つの小さなシロップ漬けの青い桃の実でビックリしてしまいました！しかも、丁寧に種が実の形を崩さぬように抜いてある大変手の込んだものでした。