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2006.09.06
酔芙蓉
八重咲きの薔薇のような酔芙蓉がとても好きです。
朝、開いた白い花がだんだんと薄いピンクから濃いピンクへ。
そして、夕暮れには深いワインカラーになって萎みます。
その様子がお酒に酔ったようなのでこの名が付けられたようですが、花にとっては迷惑な話ですよね。
この芙蓉は、一日花ではなく翌日になっても咲き続けるため、一本の木に三つの色が入り混じることがあり、それはそれは美しい大きな薔薇の木のようです。
実は、我が家の小さな庭にもその美しい大きな木があったのです!
私が小さな苗木から、あっという間に背丈を超える大きな木に育てたのですが、それが災いでした。大きくなりすぎて他の草花が育たないのです。
芙蓉の葉はとても大きくて沢山繁り、しかも虫に愛されてしまうのです。
他にも大きな木香薔薇やミモザの木があり、彼女を犠牲にするしかなく、泣く泣く木を伐り根を掘り起こしました。一人でやったのですがとっても大変な作業でした。
でも、嬉しいことに越して来たばかりのお隣の方が、植えて下さることになり、しばらくは私の傍でその美しい姿を顕してくれていました。
が、やはり大きくなりすぎて育てられないと、次の行き先を探すことになりました。
そこは、私の親しい友人の大きなお庭だったのですが、残念ながらそこに根付くことはなく枯れてしまいました。ゴメンナサイネ・・・
以前、何かの雑誌で読んだ酔芙蓉の話は、その花を目印にして歩いていたのに、花の色が変わっていたので道に迷ってしまったとか。
花のことを知らなかったら、私もきっと迷ってしまうことでしょう。
いつか、もう少し大きな庭のある家に住めるとしたら、絶対にもう一度植えて沢山の花を咲かせ、色んな人をいっぱい道に迷わせてみたいですね!
2006.9.5 小出 麻由美
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