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2010.01.05

頌春 ’10

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。この拙いブログで、皆様に美しい花々をご紹介し、共に神様のみわざを褒め称えることができれば幸いに思います。では、恒例のお正月の門扉先の鉢植え、葉ボタンの寄せ植えから。今年も例年通りパンジーとアリッサムを加えて。でも、実は昨年末から風邪をひいてしまい、外出を許されず主人に園芸店へ出向いて貰うはめになってしまいました。恐る恐る出掛けた彼...もっと見る
今年のクリスマスイヴは、我が家にとって特別な夜です。と、いうのも次女野夕梨がバレエ公演に出演するからです。演目は、クリスマスには欠かせない<くるみ割り人形>です。 実は、彼女にとっては二度目の出演なのですが、初めての出演はまだ幼くネズミたちと戦う小さな兵隊人形で、よそ見をしていたら見逃してしまうほどの短い出演でした。でも、今回は主人公の少女クララが旅するおとぎの国のアラビア人形の踊り手です。 ...もっと見る
クリスマスには絶対に欠かせない花、ポインセチア。近年には改良された新種がたくさん出回って、毎年とても楽しみな私です。 今年は<プリンセチア>と名付けられた、とっても綺麗な色のポインセチアがお花屋さんの店先に勢揃いです。ルージュ、ホットピンク、ホワイトピンク。 可憐に咲いた佇まいが凛としてお姫様みたいだから、プリンセスと語呂合わせにして、プリンセチアなのでしょうけれど・・・個人的にはちょ...もっと見る
大好きなショパンのこの上もなく美しいノクターン(第20番 遺作)をピアニストが奏でるシーンで始まる、とても哀しい映画を観ました。場所はナチの支配下のポーランド。ヒトラーの暗躍するとてつもない時代に、活躍していたユダヤ人ピアニストの実話を主題にした物語。<戦争が始まって一番初めに取り去られるのが音楽で、戦争が終わって一番初めに求められるのも音楽>と、どなただったか有名な日本の指揮者の方が語っていた言...もっと見る
庭のクリスマスローズの花芽が上がってきて、寒い冬でも何だか心がわくわくしてしまいます。そう、以前だったらパンジーの花を眺めるしかなかった冷たいガーデンも、この可愛らしい豊富な種類のクリスマスローズの出現で、とても素敵な幸福感を味合わせて頂いています!ギザギザの掌を広げたような大きな葉っぱの根本から、しっかりとした赤味を帯びた花芽を見つけては、庭でひとり微笑む私なのです。さて、来年は全ての種類が咲き...もっと見る
街にクリスマスの気配が漂い始めると、我が家の温室の中のクリスマスカクタスたちが活き活きと沢山の蕾を持ち上げてきます。不思議なことは、同じ種類の花が或るものは堅い蕾、そして或ものはふっくらとした蕾、そして何と他のものは見事な花を咲き誇らせているものも!同じ場所で同じように管理しているのに、一体この差は何処で生まれるのでしょうか?私はこの花の形はあまり好きではないのですが、色合いが好きなものだとつい、...もっと見る
ワインシャワーと名付けられた素敵なシンビジュウムに出会いました。 私はシンビジュウムにはあまり惹かれることはないのですが、迷わず買ってしまったのは、その名が示す通り大好きなワインカラーの花色だったから。私はワイン色がことのほか好きなものだから、この色の花だと大概好きになってしまうようです。 それに、やはり画家という職業を選んだせいか、他の人と比べて、いつも色というものに強い意識が働いているよう...もっと見る
素敵な秋咲き薔薇に出会いました。その名も美しいリリアン・オースティン。 くすんだオレンジを帯びた透き通るようなピンクいろ。花びらは緩くウェーブしたものが幾重にも重なって、開いた花姿はちょっと小さな牡丹のよう・・・ 咲き始めはスカーレットがかった濃いオレンジなのに、だんだん色が褪めてきてピンクに変化していく様は本当に綺麗です。 枝が細くてしなやかなので、花が開くとその重みで俯いてしまうのが、また...もっと見る

2009.11.04

秋のサルビア

私は、一般的な普通のサルビアはあまり好きではありませんが、コクネシアやブルー系のもの新種の深いエンジ色のサルビアは大好きです。 この秋、去年求めたエンジ色のサルビアを室内に取り込んで冬越しさせたものが、思っていた以上に大きくなり、枝を広げて花盛りです。このサルビアは、従来からある真っ直ぐに伸びた春の園芸種の真っ赤な整ったサルビアとはまるで異なり、しなやかな茎をあちこちに伸ばし、小さな花をまばら...もっと見る
この映画に出会って、ラフマニノフ作曲の音楽は大好きでよく聴いているけれど、彼の事は殆ど何も知らなかったことに気づきました。私が知っている彼のことと言えば、ロシア生まれで彼自身も大ピアニストだったと言うことだけ。映画は、美しいライラックの花に彩られながら、耽美な彼のメロディーで綴られた散文詩のように仕上げられていました。偉大な芸術家に生まれたことが、幸せよりも不幸だったような・・・彼の奏でるピアノを...もっと見る